中学校でソフトテニス部に所属している娘ですが、暑い夏が近づいてくると心配なのが熱中症。これは熱中症対策にまつわる部活動内で起こったあつかましいにも程がある中学生の話です。
画像: 娘に渡した熱中症対策グッズを【当然のように使う部活仲間】娘の優しさに付け込む『ひどい態度』に呆然

暑い夏に心配な熱中症

中学生の娘はソフトテニス部に所属しています。ここ最近の暑さは異常なので屋外での部活動は熱中症も心配になります。

部活動のある日や、土日の1日練習や練習試合では多めに水分を持たせるのはもちろん、その他にも凍らせたペットボトル飲料や氷を入れた氷嚢、体を冷やすための保冷タオル、塩分補給のできるタブレットなど様々な熱中症対策グッズを持たせています。

友達に水分を分けてあげる優しい娘でしたが……

ある日、友達のAちゃんの水筒のお茶がなくなってしまって水分が足りなかったので、娘が多めに持って行っていたペットボトルの飲み物を分けてあげたと言って部活動から帰って来ました。

この暑さで水分が足りないのは本当に怖いので分けてあげられて良かったねと話していました。

こういうこともあるのかと思い万が一のときのために、荷物は重くなりますがさらに多めに水分を持たせるようにしていました。

娘から今日もAちゃんに飲み物を分けてあげたと聞く日が何日か続いたのでさすがに気になり、娘によく聞いてみると、Aちゃんはいつも小さな水筒1つだけで部活動に参加しているようでした。

部活動での熱中症対策をめぐる一幕

娘の話からは、Aちゃんが娘が多めに持参している飲み物を頼りにしているように見受けられました。

それだけでなく、娘が持っている氷嚢や保冷タオルも貸してと言って自分の体を冷やすため使うこともあるというのです。

娘にそれはさすがに使わないでと言うように伝えたところ、Aちゃんに「ケチ」と言われたそう。

これにはさすがにモヤモヤして顧問の先生に伝えたところ、友達に飲み物をもらわないことや、人のタオルなどは使わないこと、今後は各自で必要なものを持参するよう、家庭にも伝わる形で指導があり安心しました。

困ったときはお互い様ですが、それぞれが熱中症対策をしっかり行うことの重要性を改めて感じた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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