『専業主婦は楽でしょう?』そんな思い込みが、家事育児を自分で担うことで少しずつ崩れていったという筆者の知人A子。
日常の中にひそむ【当たり前のすごさ】に気付いた瞬間とは?
今回はA子から聞いた、専業主婦にまつわるエピソードをご紹介します。
画像: 専業主婦を「働いてないから楽そう」って思ってた。心身ともに限界を迎えた私が『母を尊敬した理由』

若かった私の誤解

学生時代の私は、どこか母を軽く見下していました。

「どうせ専業主婦でしょ?」
「働いてないから楽そう」

常に家にいる母を、当時の未熟な私はそんなふうに心のなかで誤解していました。

専業主婦である母の仕事は、料理や洗濯などを終えればおしまい。

それから残った時間は好きなように自由に使えている、まるで「家事担当」にすぎないように思っていたのです。

家事も育児も大変!

でも、社会に出て一人暮らしを始めてから、その考えは180度覆されました。

朝の洗濯物から始まり朝食とお弁当作り、仕事から帰ってきても買い物や夕食準備、掃除にアイロンがけ。

名もなき家事も含めこれらすべてを自分だけでやると、家でもなかなか休まらず仕事の疲れがまったくとれません。

特に結婚して子どもを産んでからは、育休中でずっと家にいるにもかかわらず、多忙すぎて一人時間などまったくとれなくなってしまいました。

『365日休みなしで家族を支える』母の偉大さを身にしみて感じた私。

しかも母はこれを毎日、何十年も休まずにやっていたのだと気付いてようやく頭が下がる思いになったのです。

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