「オンラインがダメなら、直接行くしかない!」友達とゲームで繋がれなかった子どもがとった、まさかの行動とは? 小5男子の“まっすぐすぎる友情”を、友人が語ってくれました。
画像: 「約束の時間なのに」オンラインゲームで待ちぼうけの息子。友達宅へ行ったら → 予想外の展開にほっこり

「ゲームで集合ね!」帰宅後ダッシュ

「3時から、オンラインゲームで一緒に遊ぼう!」そうAくんと約束して、学校から帰宅した小学5年生の息子。

帰宅するなりランドセルを放り出し、「やばっ、急げ急げ!」とバタバタとゲームの準備を始めました。

友達のAくんとのオンライン約束。画面越しに集まって、バトルゲームで対戦するのを楽しみにしていたようです。

しかし、3時を過ぎてもゲーム上に現れないAくん。

「まだ準備してるんじゃない?」と私が言っても、息子はソワソワ。

「3時からって言ってたのに。どうしたんだろ……」と気が気じゃない様子。

画面に現れない友達

そして3時半を過ぎたころ、息子が突然言いました。

「もうダメだ! ちょっとAくんち行ってくるわ!」

バッと玄関に向かい、サンダルを履いて家を飛び出して行きました。

Aくんの家は歩いて5分ほどの距離。まさか、オンラインで会えないからって“直接訪問”?!

それからしばらくしても、息子は帰ってきません。1時間、2時間……だんだん日が傾いてきて、私は少し心配に。どこに行ったんだろう?

汗だく息子にほっこり

そして夕方、汗だくになって帰宅した息子。

「こんな時間までどこ行ってたの?」と聞くと、顔を真っ赤にして言いました。

「Aくんち行ったらさ、もう外で遊ぼうってなって。公園行って野球してたんだよ!」

オンラインゲームの約束が果たせなくても、息子たちはオフラインでちゃんと遊びの続きを始めていた様子。

ゲームもいいけれど、結局、リアルで一緒に走り回るのが一番楽しいんだなと、息子の姿にちょっとほっこりした母なのでした。

【体験者:30代・パート、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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