憧れのマイホームを手に入れたらこうしよう! という理想を持つ人は多いのではないでしょうか。筆者の知人Aさんもその一人。しかし、Aさんの憧れは最初から邪魔されることになるのでした。憧れのマイホームを手に入れたばかりのAさんに起きた悲劇とは、どのようなものだったのでしょうか。同じことが起きたとき、あなたなら許せますか?
画像: 「マイホームの恨みは消えません、、、」引き渡しを夫と義両親に任せたら → 寝室で『衝撃の光景』が

憧れのマイホーム、引き渡しはお願いします

Aさんは30代で2人の子どもを育てるママ。仕事と子育てを両立しながら頑張って、夢のマイホームを購入しました。

間取りや外観にこだわり、打ち合わせを重ねてようやく完成した夢のマイホーム。ようやく引き渡しの日が決まったのですが、運が悪いことにAさんは引き渡しの日に出張が入ってしまったのです。

そこで、引き渡しは夫と義両親にお願いすることにして、Aさんは帰ってきたら夢のマイホームを楽しめることを励みに仕事に出かけていったのでした。

出張が終わって帰ってみたら……

3日間の出張を終えて、夜遅くに新居へ帰宅したAさん。そこで見たものは、片付いた我が家でした。

夫と義両親は引っ越しを終えてくれており、マイホームは段ボールも開封されてきれいな状態です。「せっかくのマイホームなんだから片付けも自分でやりたかったな」と少し思ったAさんでしたが、その気持ちは封印し夫に感謝を伝えます。

しかし、Aさんはさらに信じられない光景を目にすることに。

寝室へ荷物を片付けに行ったAさん。すると新居の新しいベッドで義両親が眠っているではありませんか! 新しい家の寝室の新しいベッドで、Aさんが眠るよりも先に義両親が眠っていたのです。

夫はわかってくれない

Aさんはリビングに戻り、夫に尋ねます。

「まさか、新しいベッドでお義父さんたち寝かせたの?」

鬼の形相になっていたAさんに構わず、夫は「そうだよ~。引っ越しで疲れてたから、ずっとベッドで寝てもらってるよ」と言うのでした。

新居でなかったとしても夫婦の寝室で誰かに寝られるのは嫌でたまらないAさん。しかし、夫はまったくこの感覚がわからないようでした。

その日Aさんは悔しい気持ちを抑えられず、涙を流しながらソファで眠りました。

マイホームの恨みは消えません……

大金をはたいて買ったマイホーム。その家に合うように選んだベッドで他人に先に寝られるのが嫌というのは、Aさんの心が狭いせいなのでしょうか。

手伝ってくれたことは本当にありがたかったのですが、こだわったお風呂も、夫婦が好きだからつけたサウナも、義両親が先に楽しんでいました。引っ越しを手伝ってもらうとは聞いていましたが、その後泊めることは聞いていなかったのです。

マイホームに住みだしてからしばらく経ちましたが、今でもAさんの胸の中にはモヤモヤが残っているそうです。嫌だと思うポイントは夫婦でも違うもの。こだわった大きな買い物だからこそ、嫌なことは事前に伝えておくべきでしたね。

Aさんは新しいベッドを夫に買ってもらうことで、今回の件は水に流すそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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