世の中にはあなたが「ありえない!」と思うようなことを平気でする人がいます。今回は私の友人A子から聞いた、子どもの習い事の送迎を丸投げしようとしてくるママ友の話をご紹介します。その理由に驚愕……!
画像: ママ友に“サッカーの送迎”を頼まれ続けモヤモヤ → 勇気を出して断ると『まさかの返信』が届き唖然

A子の悩みとは……

A子の小学校3年生の息子はサッカーが大好きで、サッカークラブにも所属しています。親の送迎が必要な距離にあるため、A子が週2日車で送迎しています。息子は楽しそうにクラブに通っているのですが、ここ最近A子にはちょっとした悩みが……。

ママ友からお迎えを頼まれる

それは、同じサッカークラブに入っている同級生のSくんのママから、いつもお迎えの時間が近づくと連絡が来ることでした。「今日お迎え間に合いそうになくて、お願いできないかな?」Sくんの自宅はA子宅から車で3分ほどで、少々遠回りをしたら送っていけます。最初にお願いされたときに何も考えずOKしてしまったことから、頻繁にお願いされるようになってしまったのです。

A子のモヤモヤポイント

A子がモヤモヤしているのが、送ったあとにママからお礼の連絡がないことや、迎えに行けない理由が仕事ではないこと(理由はうやむや)、3年生にもなってSくん自身もちゃんとお礼を言えないこと、などです。

お迎えの依頼が4回連続となると、さすがに確信犯だと思ったA子。「今日は迎えに行ってそのまま用があるから、ごめんね~」と伝えることにしました。するとママからは、「じゃあ、どうしようかな。申し訳ないけど、一緒に連れてってくれるとありがたい!」と返信が来たのです。

A子が感じた違和感

その返信にA子は少々戸惑いを覚え、「ごめん、無理。じゃあまた!」と送りました。それ以降、Sくんのママからの連絡には気づかないフリを続けました……。

Sくんのママが送迎できない背景について、A子は気になっていました。後日分かったことですが、サッカーの迎えの時間に夫婦で買い物や映画館デートをしていたこともあったそうです。それぞれの家庭の時間の使い方は様々。でもA子としては、息子の友だちだからと気を遣っていましたが、これを機にSくん親子との距離感について考えることにしたのでした。

Sくん親子にとって、A子さんが送迎してくれることが当たり前になりつつあったのかもしれません。人の好意に感謝が伝えられない関係性なら、ときには距離を置くことも、自分を守る上で大切な選択かもしれません。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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