筆者の話です。
在宅で仕事をしている私は、家でゆっくり過ごすのが好き。
ちょっとしたご褒美としてよく「デリバリー」を利用します。
少し高くつくこともありますが、着替えや料理の手間が省ける便利さを優先していました。
画像: 楽しみにしていたデリバリーが地獄に(涙)マンションで配達員の『ありえない行動』に、赤っ恥!

住んでいるのはオートロック付きのマンション

私の住まいはオートロック式のマンションで、表札も出していません。
マンションの入り口を開けてもらわないと入れない構造なので「置き配」は基本的に不可。
そのため、いつも玄関のドアを開けた状態で配達員さんを待っています。

私の部屋はエレベーター裏にあり、初めて来る人には少しわかりづらいのです。
別のお宅を間違えてピンポンされるのも防ぎたいので、こちらから姿を見せて案内するのが習慣になっていました。
自分なりに気を配っているつもりだったのです。

届いたのは楽しみにしていたデリバリー

この日も、玄関を開けて待機。
ほどなくして現れた配達員さんは、私の顔を見るなり——
「〇〇(フルネーム)さーん! △△(商品名)でお間違えないでしょうか!」
と、明るい声でフルネームと注文内容を叫びました。

あまりにも大きな声だったので、一瞬ぽかんとしてしまいました。
商品が届いた嬉しさよりも、驚きの方が先に来た感覚です。

響き渡る声にヒヤリ

「叫んだ」はさすがに言い過ぎかもしれません。
けれど、静かなマンションの廊下にはその声がくっきり響き渡りました。
実際、うちのマンションは廊下での会話が部屋の中に丸聞こえになる構造です。
近隣の部屋の生活音がよく聞こえるので、おそらく私の名前と注文内容も、周囲に伝わってしまったと思います。
確認が必要なのはわかります。
でも、玄関を開けて待っていたのは、まさにそういう“響くやり取り”を避けるためだったのに。

もう少し気づかいがあれば

手渡しをしてくれるのだから、せめて近くに来てから小声で名前を確認してほしかった。
知らない人に名前も商品も知られるのって、やっぱり抵抗があります。

もちろん悪意があったわけではないと思いますが、もう少しだけ気をつかってもらえたら嬉しかったな、と思ってしまった出来事です。
便利なサービスだからこそ、ほんの少しの配慮で、もっと心地よく使えるのにな……と感じました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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