今回は、筆者の知人A子さんに聞いた、職場での人間関係にまつわるエピソードをご紹介します。同じ部署の後輩B子とのすれ違いに悩んでいたA子さん。ある日、彼女が突然退職することになり、置いていった“あるメモ”がA子さんの心を大きく揺さぶったのです。
画像: 指導係の私を避ける後輩に「どう接したらいいか分からない」→ 退職後『後輩が残したメモ』に、涙

新人B子とのすれ違い

B子が私の部署に配属されたのは、1年前の春でした。
最初は素直で仕事熱心な子だと思っていたのですが、慣れてくるにつれて、何でも自己流で進めてしまうようになり、私は何度も注意しました。
「もっと報連相をしっかりしてくれる?」
言い方がきつくなっていたのは自分でも分かっていました。
でも、先輩としての責任感が先に立ってしまい、どう接していいのか分からなくなっていきました。

気まずい空気に疲れていた

B子も次第に口数が少なくなり、私を避けるような態度を取るようになりました。
職場の空気はどんよりとして、周囲にも気を遣わせてしまっているのが分かりました。
私だって、仲良くしたかった。けれど、プライドや疲れから素直になれず、いつの間にか「苦手な後輩」と決めつけていました。

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