小学生のお子さんがいる親御さんの中には、夏休みにプールで遊んだ思い出がある人も多いのではないでしょうか。一方、現代の小学生は、私たち親世代が子どもだった頃よりも、多様な興味や関心を持っていることがあります。子どもの新たな一面に驚かされることも少なくありません……。
今回は、筆者の知人であるA子が夏休み中の娘・B香にびっくりさせられたお金にまつわる体験を紹介します。
画像: 夏休み、小学生娘にプール代を渡すも「信じられない」ママ友からの【衝撃の情報】に母、愕然!

友だちとプールで遊んでいるのかと思いきや……

娘のB香は小学校高学年です。大人と同じような趣味趣向もあるものの、私から見ればまだまだ幼い子どもです。夏休み、B香が「市民プールに行く!」と言うので、ジュース代と施設利用料として数百円を渡していました。決して大きな金額ではありませんでしたが、週に数回となると、家計にとっては無視できない出費でした。とはいえ、娘が夏休みを楽しんでくれれば、多少の無理も厭わないと思っていました。

けれど、B香が友だちと行っていたのはプールではなく、まさかのゲーセンやコンビニだったのです。どうやら、私が渡したお金で、ゲーセンで遊んだり、ガチャガチャをしたりしていたらしいのです。それに、コンビニでジュースやお菓子を購入し、友だちの家でおしゃべりをしていたというのですから、もうガックリでした。

友だちと遊ぶお金が欲しいなら正直に伝えてほしい

この話をママ友から聞いたとき、驚きと同時にものすごいショックを受けました。プールで楽しく遊んでいるとばかり思っていたのに、私があげたお金がゲーセンで消えていたなんて……。ゲーセンやコンビニでの過ごし方は、私の子ども時代にはあまりなかった選択肢ですが、現代の子どもたちの多様な過ごし方の一つなのだと改めて感じました。

私は「友だちと遊ぶお金が欲しいなら、行く場所を正直に教えてほしい」とB香を厳しく諭しました。ウソをついてお金をもらうのはもちろん良くないですが、もし何かあった時に、どこにいるのか分からなければ探すこともできないから、と伝えたのです。B香は私の言葉で、初めて自分が行ったことの大きさに気づいたようです。

私の心配がB香に伝わったのか、B香は友だちとの遊ぶ場所について正直に話してくれるようになっりました。私も娘がゲーセンで遊ぶことにはやっぱり心配しつつも、ルールを決めて認めることにしました。

親といえども人からウソをついてお金をもらうクセがついてしまうと、将来的に困るのは本人です。家族間のお金の問題であっても、A子のように娘と真剣に向き合うことが大切ですね。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:太田あやこ
大学でジェンダーや女性史を学んだことをきっかけに、専業ライターとして活動中。自身の経験を活かしながら、幅広い情報収集を行い、読者に寄り添うスタイルを貫いている。人生の選択肢を広げるヒントを提供し、日々の悩みに少しでも明るさをもたらせるよう、前向きになれる記事づくりに取り組んでいる。

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