「手伝いに来た」という義母の言葉にホッとしたのもつかの間、義母のいう手伝いとはこちらが想像していたものではなかった。筆者の友人M子さんが、自分の心を守るために選んだ決断は――。

初めての育児に想像外の義母の「助け」

出産を終えた後の数週間は、心も体も繊細です。特に初めての育児で、M子さんは疲れと不安の波に何度も押し流される様な感覚になりました。
体調も戻らず、夜中の授乳に起こされ、疲れていたM子さんの元に義母が「手伝いに来た」と家に来てくれました。
しかし義母の手伝いとは指示と催促。「掃除をした方がいい」「赤ちゃんが泣いちゃっているわよ」と口を出すだけで何もしてくれません。

画像1: 初めての育児に想像外の義母の「助け」
画像2: 初めての育児に想像外の義母の「助け」
画像3: 初めての育児に想像外の義母の「助け」
画像4: 初めての育児に想像外の義母の「助け」

疲れたM子さんを休ませるどころか、家事をするように指示を出すだけの義母。
それ以来、義母との関係はぎこちないままですが、あの時黙っていればもっと自分を追いこんでしまっていたとM子さんは語ってくれました。
子どもを守るためには、まず自分を守る事が大切だと初めて気づき、大切な学びを得たそうです。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2023年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:ねこの
ltnライター:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.