今回は、知人のA子さんに聞いた、ママ友とのちょっとした偶然が原因で気まずい空気になってしまったエピソードをご紹介します。何気ない服の“被り”が生んだ、予想外の展開に驚かされるお話です。
画像: ママ友の「それ、私と同じ服だよね?」から始まった地獄!“被り禁止ルール”に巻き込まれ【思わぬ悲劇】が!

お気に入りのワンピースで登園した朝

私はC子さんと同じ幼稚園に子どもを通わせています。
C子さんはおしゃれで気さくなママで、ママ友グループの中でもリーダー的な存在でした。
ある日のこと。
私は新しく買ったワンピースを着て登園しました。
ネットで見つけたプチプラだけど可愛い一枚で、とても気に入っていました。
すると、園庭で待っていたC子さんが、私を見た瞬間に笑顔を引きつらせながらこう言ったのです。
「それ、私が先週着てたやつと同じだよね?」

空気が一変、周囲もヒヤリ

「ほんとだ、偶然だね!」と私は笑って返したのですが、C子さんは少しむっとした表情で、「私、そのブランドずっと好きで着てるんだよね」と続けました。
その場には他のママたちもいて、みんな一瞬静まり返りました。
私の方が後から買ったのだから、“真似した”と思われたのかもしれません。
C子さんの口調から、そう感じずにはいられませんでした。

無言の圧と「暗黙のルール」

その日から、なんとなくC子さんとの距離を感じるようになりました。
以前は毎日のようにLINEをくれていたのに、連絡はパタリと止み、公園遊びの誘いも来なくなりました。
他のママたちも、どこか私に気を遣うような態度に変わりました。
後からD子さんにこっそり聞いたところ、「C子さん、服が被るのすごく嫌いで有名なんだよ」と言われ、私は驚きました。
そんな“ママ友界の暗黙のルール”があるなんて、知らなかったのです。

距離感って、本当にむずかしい

それ以来、私は服選びにも少し気を使うようになりました。
かといって、毎回周りと“被らない”なんて無理な話です。
だから今では、気を遣いすぎず、でも無神経にならないよう、バランスを取ることを心がけています。
C子さんとは、今でも表面的には普通に接していますが、以前のように心から笑い合える関係には戻っていません。
無言の圧、見えないルール。それでも、子どもたちのために、私は今日も笑顔で園に向かいます。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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