義両親との同居には、何かとトラブルがつきものです。筆者の友人・Jの夫は、地方出身の長男でした。大学時代は上京していたのですが、いざ結婚となると地元に帰り、親と同居することになったそうです。Jの同居にまつわるエピソードをご紹介しましょう。
画像: 姑「次男の嫁の方が気が利くのよ♡」聞こえるような嫌味の連発 → 堪忍袋の緒が切れた嫁の【復讐劇】

同居への不安

大学時代から上京していた夫から、結婚を機に地元へ戻り、義両親と同居をしたいと言われたとき、私は随分悩みました。

しかし、夫の人柄に太鼓判を押していた私の両親に「あんな良い人を育てたご両親なら安心して暮らせるんじゃない?」と言われ、若干の不安を抱えつつも同居することになったのです。

不安が的中

同居が始まると、私の不安は的中しました。

私が一番嫌だったのは、夫の弟(義弟)のお嫁さんと比べられること。
義弟のお嫁さんは義弟の幼馴染で、小さい頃から知っているということもあり、義母とも仲が良かったのです。
義母は夫や義父のいるところでは良い人を演じ、見えないところで私に対するイジメを繰り返すようになりました。

悪口大会

義母は友人を家に呼ぶのが大好きで、5~6人集めてはいつも悪口大会を開催!
お菓子やお茶の用意を私にさせて、聞こえるような大声で私の悪口を言っていました。

ある日、いつものメンバーが集まり、さっそく悪口大会が始まりました。
そこに私がお茶を持って行くと、義母は鼻で笑うように大きな声でこう言ったのです。

「この子は長男の嫁のくせにトロいのよね~。次男の嫁の方が気が利くのよ♡

復讐に真っ青

実はこのとき、私はスマホで義母たちの会話を録音していたのです。
毎回繰り返される悪口を夫に相談しても信じてもらえなかったため、証拠を押さえようと思っていました。

私が「お義母さん、録音しておきました」と言いながらスマホを出すと、義母は真っ青に!
「Hさん(夫)やお義父さんにも相談してみますね」とニッコリ笑って言うと、義母は大慌ての様子でした。

義母の末路

私はその日の夜、今までのことを夫と義父に相談しました。
何よりも怒ってくれたのは義父。
義母をきつく叱って、反省させてくれました。

この日以降、義母はすっかり大人しくなり、義妹と比べたり友人たちと悪口大会を開いたりすることもなくなりました。
さんざん嫌がらせをされましたが、心を入れ替えてくれたのなら、何とか上手にお付き合いしていこうと思っています。

【体験者:30代女性・主婦、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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