会社の制服が廃止され、オフィスカジュアルが解禁に。私服選びが苦手な友人は「無難」を選んだつもりでした。しかし、同僚からとあることを言われ、ついに行動に出ることに。筆者の友人が、貴重な体験談を語ってくれました。
画像: 制服廃止でオフィスカジュアル解禁。でも、同僚の「あなたの服って──」【失礼な一言】にモヤッ

制服廃止! オフィスカジュアル解禁の波がやってきた

私が勤める会社では、最近まで女性社員は制服着用が当たり前でした。でも先日、ついに「制服廃止」のお達しが。

理由は時代の流れで「多様性を尊重」「個性を活かす」という説明。

が、私は内心ドキドキ。なにせ私は私服選びが苦手。服に興味がないので、制服はとてもありがたい存在だったからです。

初めての私服出社、無難コーデで出勤

そして迎えた初日。

オフィスカジュアルOKとはいえ、張り切りすぎるのも浮きそうだしどうしよう?

悩んだ末に、無難な白シャツに黒のパンツ、グレーのカーディガンを羽織りました。全身モノトーン。

「よし、無難で失敗はないだろう」と思いつつ出社しました。

同僚の発言にモヤモヤ

しかし出社してすぐ、隣の席の同僚に笑顔で言われたのです。

「Aさんって、もっと華やかな服装も似合いそうじゃない?」

え? いやいや、オフィスカジュアルって控えめが正解じゃないの?

一方の彼女は、華やかなブラウスにふんわりスカート、華奢なアクセサリーで完璧にキメていました。

私の「無難」は、彼女の目には「控え目」に見えた様子。

周囲の華やかさに気付き、私がとった行動は?

その日一日、私は気になって周りを観察。

すると、結構みんな色を取り入れていたり、柄物をさりげなく着こなしていたり。
意外と自由に皆、私服勤務を楽しんでいるようでした。

帰宅後、慌ててネットで「オフィスカジュアル 華やか」と検索。

すると、コツは「1点明るい色を入れること」「アクセや靴で遊ぶこと」と書いてあり、目からウロコの情報が。

最近では少し明るめのトップスやスカーフを試し、少しずつおしゃれを楽しめるようになりました。

それでも私は、「制服って楽でよかったな……」と、しみじみ感じる日々です。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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