今回は、筆者の知人が“出産時”に遭遇した【旦那の謎行動】を紹介します。「陣痛きたかも……」と訴える妻を見て「ちょっと待ってろ!」と飛び出していった旦那。戻ってきた旦那を見て、妻が「何やってんの!?」と激怒した理由とは?
画像: 「はぁ!?」自宅で陣痛 → 破水した妻を見た夫の『ありえない行動』に、妻「しばらく許せなかった」

妻「陣痛きたかも」→旦那が1人で家を飛び出して向かった先とは?

私は30代のワーママです。これは数年前、私が1人娘を出産した時のお話です。臨月を迎えていた私は、ある日の午後、急に下腹部に鈍い痛みを感じました。

「あれ、まさか陣痛じゃないよね?」予定日よりも1週間ほど早いため半信半疑でしたが、痛みがどんどん強くなってきたため、たまたま休日で自宅にいた旦那に「陣痛きたかも」と声をかけたのです。

するとソファに横になっていた旦那はガバッと起き上がり、「大変だ! ちょっと行ってくるから待ってろ!」と家を飛び出し、車でどこかに行ってしまいました。

「え? こんな時に外出?」と呆気に取られたのも束の間、激しい痛みと共に破水してしまった私。混乱しながら、なんとかかかりつけの産婦人科に電話をかけると、「とりあえず、すぐに車で病院に来てください」とのこと。

しかし、1台しかない車に乗って旦那がどこかへ行ってしまったため、車を出すことができません。「こんな時に妻を置いて車で出かけるなんて、何考えてるの!」旦那の携帯電話に連絡しましたが、反応はなし。

仕方なく、タクシーを呼ぼうとしたその時、ようやく旦那が帰宅。旦那が家を飛び出してからほんの10分ほどの出来事でしたが、本当に長く感じました。

しかし戻ってきた旦那を見て、私は目を疑いました。「どうして、“あの人”が一緒にいるの……!?」

「もう大丈夫だ!」ドヤ顔の旦那に本気で殺意が湧いた

息を切らしながら家の中に入ってきた旦那の後ろには、なんと部屋着姿の【義母】が。旦那が行っていたのは、車で5分ほどの距離にある『義実家』だったのです。

「母さんを連れてきたから、もう大丈夫だ!」とドヤ顔でいう旦那に、初めて本気で殺意が湧きました。

詳しい状況を知らされず連れてこられた義母が、痛みでうずくまっている私を見て状況を察し、「あんた、私を連れてくるより、嫁ちゃんを病院に連れて行くのが先でしょう!」と旦那を叱責してくれました。

おかげでその後すぐに旦那の車で病院に向かった私は、無事に娘を出産。旦那には「勝手に出ていってごめん」と謝られたものの、しばらくは許せませんでした。

しかし、娘にベタ惚れで、育児にも果敢にチャレンジしている旦那の姿を毎日見ているうちに、少しずつ怒りはおさまっていきました。もし、旦那がもっと子供に無関心だったら、今も許せていなかったでしょう。

『ミスをしても、誠心誠意謝って、その後の行動で示すことができれば挽回できる』ことを、旦那の行動から感じる今日このごろです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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