静かなキャンプ場で起きた、思わぬトラブル。家族で楽しく過ごすはずの穏やかな夜に響いた怒鳴り声。そして翌朝の意外な展開。アウトドアで大切な“お互い様”の心について考えさせられた体験とは? 友人が体験談を語ってくれました。
画像: キャンプ場で「うるせぇんだよッ!!」夜泣きに文句を言った利用客が、翌朝スタッフに叱られた理由

静寂に包まれたキャンプ場で

週末に私たちが家族で訪れたのは、区画で区切られた静かなキャンプ場。

そこで自分のテントの中にいると、意外なほど外の声がよく響きます。まるで隣で話しているかのように、隣サイトの会話やテント内の話し声まで筒抜けになることも。

その日は周囲も家族連れが多く、隣には赤ちゃん連れのベテランキャンパーがテントを張っていました。

夜中に響いた怒鳴り声

その夜のこと。案の定というべきか、隣のテントで、赤ちゃんが何度も夜泣きをしていました。

私は泣き声が気になりましたが、こちらも小学生の子連れ。お互い様だし、とくに気に留めずにいました。

ところが夜中2時ごろ、「うるさいんだけど! せっかくキャンプに来てるっていうのに!」と男の怒鳴り声が響いたのです。

私はテントからそっと外を覗きました。すると、斜め向かいの中年男性キャンパーが、隣の赤ちゃん連れの家族に向かって怒っていたのです。

赤ちゃんの親は平謝り。その後も申し訳なさそうに、夜泣きのたびに外に出てあやしていました。

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