かつては仲良しだった女友達も、子育てによって価値観の違いが浮き彫りになることってありますよね。なんとも微妙な人間関係の変化ですが、今回はそんな筆者の友人Aの話を紹介します。
画像: 「ごめんね」の一言もなく、、、「子供は壊すのが仕事だもんね」ママ友の【非常識な子育て論】にモヤッ

息子2人を持つママ同士

Aには息子が2人います。その2人がまだ未就園児だったころのこと。
Aの元同僚兼ママ友のB子が、遠方よりやはり2人の未就園児を連れて、新幹線で2泊3日でAの家へ遊びに来ました。

Aの引っ越しによって離れてしまった2人ですが、長男同士が同じ年だったこともあり、連絡をずっと取り続け、情報交換や育児の悩み相談をし合う仲でした。

久々の再会でにぎやかに

久々の再会で、3歳の長男同士、仲良く遊び出します。次男同士も学年は違うものの年齢は近く、にぎやかすぎるほどの楽しい時間を過ごしました。慣れてくるとおもちゃの取り合いなども勃発しますが、AとB子の2人で声を掛け合いながら、小さな男の子4人が遊ぶ姿に、写真を撮ったりしているうちに、外が暗くなってきました。

Aは夕飯の支度にとりかかり、B子が主に4人の子供に目を配りながら、AとB子はおしゃべりをしていました。

おもちゃを乱暴に扱って

そのとき、B子の長男が、おもちゃを乱暴に強く引っ張り、折ってしまいました。Aの長男はあまり気にしていない様子でしたが、Aは、長男が大事にしていたおもちゃだったので、少々ショックを受けます。

ただ、B子が注意してくれるかなと思い、黙っていました。ところがB子が放った言葉に、Aは呆然とすることに。

感じるズレ

「子供は、おもちゃを壊すのが仕事だもんね」

Aはその言葉に耳を疑います。
「あれ? なんとなく聞いたことがあるような気がするけど、それって、積み木とかを倒す1、2歳の子供に向かって言うセリフなんじゃ……?」

おもちゃが壊れてしまったのに、「ごめんね」の一言もなく、またB子の息子に注意する様子すら見せないことにAはとてもモヤモヤしてしまいました。

B子は悪びれる様子もなく、「お世話になっている保育士さんがそう言ってくれてさ」と言いました。

色々な考え方があるとは思いますが、Aは、どんなに小さな子供でも、人のおもちゃを壊してしまったらまず謝り、おもちゃを大切に使おうということを言い聞かせたいなと思ったのでした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:長橋知子
38歳で未経験からWEB広告制作の在宅ワークに挑戦し、セールスライター・WEBライターとして活動をスタート。読者に寄り添うライティングを大切にしている。特に、人間関係や育児、地域活動、女性の生き方に関するテーマが得意。また、noteで赤裸々エッセイを発信し、Kindle書籍も出版。「どんな自分でも生きていける」社会の実現を目指して奮闘中

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.