かつては仲の良かった母娘も、娘が大人になったり家庭を持ったり、また母が年老いていくことで関係性がすっかり変わってしまうのはあるあるですよね。そんな切ない筆者のエピソードをご紹介します。
画像: 年に1回しか会えない母。私は「身軽に来てほしい」のに、、、愛情深い母に【気疲れしてしまう理由】

年に1回しか会えない母

40代になる私には、後期高齢者の年齢に突入した母がいます。

新幹線の距離に住んでおり、1年に1回ほどしか会えません。
子どもが赤ちゃんや未就園児だった頃は、母に対して「助けて~」と思うことがとても多かったのですが、子どもたちが幼稚園児や小学生へと成長していくと、そこまで母の助けを借りたいと思うことは徐々に減っていきました。

お土産をあんなに断ったのに

そんななか、母が数年ぶりに我が家へ遊びにくることになりました。

母は毎回大量の総菜やお菓子を買ってきてくれるのですが、なにせ大荷物で新幹線の長旅となるため、「身軽に来てほしいから、今回お菓子を買ってこないで。干しシイタケとみかんだけお願い」とリクエストしました。ほしいものを限定すれば、それ以外は買ってこないのではないかと思ったのです。

しかし、結局母は大量の生菓子を持参。

お金を使わせることも申し訳なく、年齢も重ねている中、移動が大変だからとあれだけ固辞したのに、愛情が深すぎるゆえなのか、ご当地のお菓子に、干しシイタケとみかんもたくさん買ってきてくれたのです。ありがたくも恐縮してしまう私……。

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