一度こじれると難しい人間関係。こじれた人間関係の渦には巻き込まれたくないものですが……。筆者の知人Aさんは所属するヨガサークルで、人間関係の揉め事に巻き込まれてしまいました。身に覚えのないことだらけで「どうしてこんなことになったんだろう?」と思っていたAさん。サークルの揉め事の裏には、実は暗躍する揉めさせたがりなママがいたのでした。
画像: 「やる気ないなら来ないで」身に覚えのない怒りに困惑 → 集まりをギスギスさせた【黒幕ママ友】の手口

楽しい? ヨガサークル

Aさんは子育てが一段落してきたので、地域のママで運営されているヨガサークルに所属してみることにしました。

身体を動かすのは楽しく、サークルの活動内容には満足していたAさん。しかし、サークルの雰囲気がギスギスしていることが気にかかっていました。

最初は歓迎されていたように感じていたAさんでしたが、3回目の帰りボス的なママに呼び出されたのです。

「やる気ないなら来ないで!」ボスからの注意

ボスママはAさんに対して言いました。

「やる気ないなら来なくていいから!」

突然の注意にびっくりして固まってしまったAさん。ボスママはAさんに対しそれだけ告げると帰っていきました。

「やる気があるから来てるのに、どうしてそう思われたんだろう?」と思っているとCさんが声をかけてくれました。

「あの人、誰に対してもそうだから気にしなくていいよ」

Cさんの言葉は身に覚えのないことで怒られたAさんの救いになったのです。

ボスとの直接対決

ヨガサークルの日、またAさんはボスママに呼び出され服装ややる気の注意を受けていました。気になったAさんはボスママに直接聞いてみました。

「どうして私がやる気ないって思ったんですか?」

するとボスママは驚きの言葉を口にします。

「Cさんが言ってたのよ! 全部聞いてるんだからね」

なんと親身になってくれていたCさんが、ボスママにAさんがやる気がないと伝えていたのです。他にもあることないこと吹き込まれていたことをAさんは知りました。

立ち向かわず、逃げるが勝ち

ヨガサークルのギスギスの裏でCさんが暗躍していたことを知ったAさん。Cさんは新入りが入ってくると必ずやる気がないと噂を流し、ボスにいじめさせていたのでした。

すべてを明らかにしてやりたい気持ちもあったAさんでしたが、なぜか人望の厚いCさんに立ち向かうのはやめてサークルをやめました。

そして別のスクールへ通い始めたらヨガに集中できるようになり、現在は心も身体も整っているそうです。今もあのヨガサークルではギスギスの人間関係の中、活動が続けられているのでしょう。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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