筆者の友人・M美は大手企業の社員です。職場結婚した夫と仲良く暮らしていましたが、悩みの種はたかり癖のある義母のこと。うまくやっていくために随分と我慢をしてきましたが、ある日M美は大きな決断を下します。
画像: クレクレ義母「私の誕生日がもうすぐなんだけど!」距離を置いたはずが →『自己中発言』に絶句!

義母

私は同じ会社に勤める夫と結婚しました。
結婚する際に実母から「旦那さんのご両親を大切にするのよ」と言われていたため、義両親のことを常に気にかけるようにしていました。

記念日や誕生日、母の日、父の日などのプレゼントを欠かさないようにしていたのですが、義母はとても図々しい人で「次はバッグが欲しいわ♡」「みんなで旅行へ行きたいわね♪」など、要望が年々エスカレートしていったのです。

旅行

ある時、義父の誕生日に夫と相談して温泉旅行を企画。
温泉好きな義父が喜んでくれそうな宿を探し、4人で行くことにしました。

旅行のことを伝えると、義父はとても喜んでくれて「いつもありがとう!」と私たちに頭まで下げて感謝してくれました。
しかし、義母は「せっかくなんだからスイートルームに泊まりたい」「料理はグレードを上げたものが良い」など、たかる気満々……私はこの旅行がきっかけで、義母のことを疎ましく思うようになったのです。

決断

その後、私は子どもを授かり、産休・育休に入ることになりました。
私が妊娠中でも、義母は「今度はいつ旅行へ行く?」「私の誕生日がもうすぐなんだけど!」などと催促の連絡をしてきたのです。

さすがに腹が立った私は夫に相談。
「少し距離を置いた方が良い」という結論に達し、出産を機に引っ越すことにしました。

反逆

物理的な距離をとった私たちですが、義母は孫が生まれても目もくれず「こっちに来るのが大変ならプレゼント送ってくれれば良いから」「現金書留でも大丈夫でしょ?」などと言い出す始末。
思い余った私たちは義父へ相談することにしました。

今までのことを洗いざらい話すと、義父は激怒し「家族の好意に付け込むとはなにごとだ!」と義母へ抗議をしてくれました。
義父に知られた義母はよほど気まずかったのか、それからは私たちにたかることはなくなりました。ですが、今でも自分では一切お金を出さないのに「みんなで旅行へ行かない?」と誘ってくることはあります。

私は子どもが小さいことを言い訳に、全てシャットアウトしているのですが、あのたかり癖だけは本当になんとかしてほしいものです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.