アルバイトには色んな種類がありますが、皆様も色んなお仕事を体験されたのではないでしょうか?
今回は筆者が過去に体験したアルバイトでの、まさかの出来事をご紹介します。
画像: 駅前での"ビラ配り"のバイトで「いや、アカンやろ!?」同僚の『まさかの行動』に唖然!

ビラ配り、2時間だけ頑張るぞ!

私は学生時代に、短期バイトでビラ配りをしたことがあります。
いつも駅前に集合して、ビラの束を渡されて各々別の場所へ行き、2時間後に戻ってお給料を貰い解散するシステムでした。

バイト常連になると顔見知りはいるのですが、話す時間もないので、皆他人という感じでした。
全部配り切れなくても怒られることはありませんが、一番残りが少なくなった人に+500円貰えることになっていたので、皆声を出して頑張って配っていました。

もうそんなに減ってるの!? 凄いなと思っていると……

ある日ビラを配っている最中、トイレに行きたくなったので駅のトイレを借りることにしました。
トイレへ入ろうとすると、改札前で配っていたはずの子がトイレから出てくるのが見えたのです。

彼女の手元のビラは残り少なく、「彼女が今日は500円ゲットだな」なんて思っていたのですが、トイレに入って驚きの光景が……!

それはダメじゃない? お金貰ってるのに不正をするなんて、信じられない

なんとトイレのゴミ箱に、ビラが大量に捨てられていたのです。
明らかに犯人は、先程トイレに入った彼女でした。
直接指摘するのをためらってしまい、私は告げ口などはしませんでしたが、真面目に配っていた自分が馬鹿らしく感じたほどです。

でもその日以来、彼女はそのバイトに来ることはありませんでした。
大体+500円を貰った人は、次回のバイトにも参加しているはずなのに。

他の誰かに告げ口をされたのか、駅を利用する人から連絡があったのかもしれません。
ゴミ箱から溢れる大量の新品のビラは、さすがに異様な光景でした。
最後まで辞めた事情は分かりませんでしたが、不正を平気で行う人がいるということに衝撃を受けた出来事でした。

まとめ

他にも友達が通ったりした時に、運営スタッフに見つからないようビラを大量に渡している人も見かけました。
短期であっても、ビラ配りも立派な仕事なはず。金銭を頂く以上真面目にやるのが筋だと思っていた私にとっては、本当に衝撃的な出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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