結婚後に子どもを授かることができなかった筆者の友人・A香。長年の不妊治療を経て、夫と話し合ったA香は、2人で楽しく生活することを選択しました。しかし、そんなA香を便利屋扱いする隣人が現れ──?
画像: 子なし専業主婦の私に「どうせヒマでしょ?」"便利屋扱い"してきたママ友を『黙らせた一言』

移住

私は夫と2人暮らし。
結婚後子どもに恵まれず、不妊治療を続けてきたのですが、夫と話し合い、今では夫婦2人の生活を楽しんでいます。

結婚して15年ほど経った頃、夫がリモートワークになったのをきっかけに、首都圏から郊外へ移住することを決意。
小さい一軒家を購入しました。

Nさん

私たちが引っ越して1年ほど経った頃、隣の区画に小さな子どもがいる家族が引っ越してきました。母親であるNさんはとても人懐っこい人で、私ともすぐに仲良くなったのですが、私に子どもがいないことを知ると、「えーっ、子どもいないの? いいなぁ〜時間あって♪」「ヒマなんでしょ? ちょっとお願いしてもいい?」など、いろいろと頼みごとをしてくるようになったのです。

実は私は個人投資家。
家にいる=専業主婦だと思い、子どもがいないからヒマだと決めつけているNさん。
私はだんだんとNさんからのお願いを負担に感じるようになっていました。

見下す態度

そんなある日、どこから聞いてきたのか、Nさんがいきなり「A香さん(私)って、投資やってるんだって? A香さんにできるなら、なんだか簡単にできそう♡ 私にも教えてくれない?」と聞いてきました。

Nさんの口調は明らかに私を見下している感じがして、何だかモヤモヤ……。
そこで私は「じゃあ、いろいろ説明するから、私のオンラインセミナーに参加してくれる?」とセミナーの案内を渡すことにしました。
するとNさんは「え? これってA香さんのセミナーだったの? この間SNSでバズってた」と言って黙り込んでしまったのです。

本性

確かに私はある企業の後押しで、500人規模のセミナーを開催していて、SNSで取り上げられることもありました。
その一件がきっかけで、Nさんが私を「ヒマ」と見下してくることはなくなりましたが、セミナーに参加することはなかったので、きっと私をバカにしていただけだったんだろうなぁと思っています。

【体験者:40代女性・自営業、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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