ママ友界隈では、よほどの信頼関係がないと、自分や家族の学歴は明かさないのではないでしょうか。今回、筆者の友人A美が経験したママ友からの学歴マウントから、まさかのどんでん返しのストーリをご紹介します。
画像: 「私も県内トップの高校を出てるからぁ」【学歴マウントママ友】にゲンナリ → 数か月後、驚きの展開が!

教育方針の似たママ友

A美にはS子さんというママ友がいて、互いの小学生の子どもが幼稚園の頃からクラスメイトのため、数年来の付き合いです。

2人は子どもへの教育方針などが似ており、すぐに親しくなりました。今でもよく連絡したり、たまにお茶をしたりする間柄。

A美のご主人の出身大学が明らかに

ある日、A美の家でS子さんとお茶をしながら、
「将来子どもがこんな大学に行ってくれたら嬉しいよねぇ」などと話をしていると、A美の小2の息子が帰宅し、「ぼくのパパは〇〇大学だったっけな」と言い出しました。

S子さんは、A美のご主人の出身私立大学をそこで思いがけず知ることになります。
実はS子さんは、有名な国立大出身のご主人がいることを以前からA美に明かしており、急に態度を変え、こう言いました。

「ねぇ、その大学って周りに言って大丈夫なの?」

そして意地悪く笑ったのです。

S子のマウント発言

それからというもの、A美に対し、何かと学歴やこどもの学力についてマウント発言が増えていったS子さん。

「こないだの実力テスト、何点だった?うちの子はね……」
「私も県内でトップの高校を出てるから……」

A美は少しずつ疲弊し、お茶に誘われても「最近在宅ワークを始めたから、余裕なくなっちゃって。また今度ね」などと言って断ることに。そうして次第に距離を置くようになりました。

A美のご主人の親切さに

数ヶ月経ったある日、S子さんからA美にメッセージが。
「今日、市役所で課の場所がわからず困っていたら、あなたのご主人が気づいてくれて、案内してもらって助かった。ありがとうございましたとお伝えください」という内容でした。

S子さんには福祉サポートを受けている実家の家族がいて、代理で市役所へ行った際、迷っていたところに市役所勤めのA美のご主人が偶然通りかかったようです。

A美のご主人はあまり社交的ではないものの、仕事中、来庁者には親切にしようと心がけているようです。

そのメッセージを受け取り、A美はご主人を馬鹿にされた気持ちが少し癒され、今はS子さんと程よい距離を保った関係だそう。

学歴も一つの要素ではありますが、人間的な価値を測るものではありません。学歴だけで人を評価するような人との交友関係は避けたくなってしまいますね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:長橋知子
38歳で未経験からWEB広告制作の在宅ワークに挑戦し、セールスライター・WEBライターとして活動をスタート。読者に寄り添うライティングを大切にしている。特に、人間関係や育児、地域活動、女性の生き方に関するテーマが得意。また、noteで赤裸々エッセイを発信し、Kindle書籍も出版。「どんな自分でも生きていける」社会の実現を目指して奮闘中。

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