筆者の知人は、最近まで「無償で人のために働くなんて無理!」と思っていたそうです。しかし、【ある出来事】をきっかけに、その考えが180度変わることになったんだとか。一体何が知人の心を動かしたのでしょうか?
画像: 「無償で人のために働くなんて無理!」だった私が【ボランティア】にのめり込んだ『きっかけ』とは

思いがけない依頼

60歳で退職したとき、私の頭にあったのは「これからは自分の趣味を楽しもう」という想いだけでした。
旅行に出かけたり、のんびりと読書をしたり……長年仕事に追われてきた分、ようやく得た自由を満喫するつもりだったのです。

だから、友人に「図書館での読み聞かせボランティアを手伝ってくれない?」と頼まれたときは、正直気が進みませんでした。
人前で話すのは苦手ですし、ましてや子どもたちの前で絵本を読むなんて、考えただけでも気恥ずかしくてたまりませんでした。

戸惑いながらも

最初の活動日は、緊張で心臓がバクバクしていました。図書館の一室に集まった子どもたちの視線を感じ、うまく声が出ません。
ページをめくる手も震え、読み進めるうちに声が上ずってしまうほどでした。
子どもたちの反応もいまひとつで、「やっぱり私には向いていない」と思ったのを覚えています。

でも、せっかく始めたのだからもう少し頑張ろう……そんな半ば義務感のような気持ちで通い続けていました。

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