生涯をともに過ごすと誓ったパートナーとは、精神的な側面だけでなくリアルなお金の問題などにも向き合っていかなければなりません。今回は課金癖のある夫に筆者の知人が頭を悩ませたエピソードを紹介します。
画像: <夫の"課金癖"問題>「月1万円まで」ルールを設け、クレカも止めたのに。『課金を続ける夫』に限界

課金癖

旦那はスマホ中毒で課金癖が目立ちます。
一緒にいると『ピコーンッ』とスマホから課金の音がすることもしょっちゅう。

ゲームや漫画アプリ、サブスクなどに、惜しむことなくお金を使っているようです。
結婚前の段階では、多いときで月10万円もの請求が来ることがあったと話してくれました。

夫婦のルール

結婚後もその調子では困るので、結婚を機に『課金は月に1万円まで』というルールを設けました。

正直、10万円使っていた人に急に10分の1の1万円で過ごせというのは、精神的な負担が大きいと思っていたため、自分のお小遣いでやりくりできるなら多少のオーバーは許容しようと思っていたのです。

しかし、旦那はお小遣いの範疇を超え、クレジットカードを使って課金するようになってしまいました……。

次のステップ

このままではまずいと感じたのですが、そもそも旦那が改善しようと思わなければ始まりません。
そのため、夫婦で話し合いの場を設けることに。

話し合いで旦那は「結婚してずっとこんな遣い方のままではまずいと感じている。直したいから協力してくれ。」と直す意志があると話してくれました。
それを踏まえたうえで、話し合い、多少強引ではありますが、旦那のクレジットカードを一時的に止めて、没収することに決定。

それ以降、月1万円で遊べていると思っていたのですが……。

約束に反する行動

とくに覚えがないのに、夫婦の口座から引き落としが多すぎます。
もしかして詐欺に遭っている!? と感じ、引き落としの詳細を確認すると、1つやたらと金額が跳ね上がっている項目がありました。

その項目は『旦那のスマホ代』。
ルールを設けられ、クレジットカードを止められた旦那は、スマホの料金と合算する支払い方法を選択し、課金を続けていたのです。

あの手この手で課金をするのは可能です。
私に協力できるのはここまで。
旦那自身が変わろうと思わなければ、改善は難しい問題です。

まとめ

パートナーの課金癖の改善は、他者の管理といった外側からの制約だけでは限界があります。やはり本人の変わろうとする強い意志が不可欠なのでしょう。一人で抱え込まず、専門機関などの外部のサポートも検討することも視野に入れた方がいいのかもしれませんね。

【体験者:30代・女性正社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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