「親しき中にも礼儀あり」とよく言いますが、いくら仲の良い友人でも、あまりに常識はずれなことをされると、今後の付き合いを考えてしまいますよね。今回は、筆者が友人から聞いた【深夜に自宅へ押しかけてきた、非常識すぎる同級生の話】を紹介します。
画像: 「お願い、今日だけ泊めて!」深夜に鬼電してきた友人 → 出迎えた瞬間「ムリ」私が即拒否した理由

真夜中に、大学時代の友人から何度も電話が。何事かと出てみると

私は旦那と、小学生の息子と3人で暮らす、30代の会社員です。都市部から離れた住宅街にある我が家に、先日『招かれざる客』が来た時の話をします。

ある晩、寝室で家族と寝ていると、私のスマホが鳴りました。起き上がって画面を見ると、大学時代の友人A子からの着信でした。A子とは何年も会っていないので驚きましたが、時計を見ると夜中の1時。

時間が時間なので、電話に出るか迷いましたが、電話は何度もかかってきました。「こんな時間に、これだけ電話してくるなんて、何かあったに違いない」と思った私は電話に出ることに。

A子は酔っているようで、いきなり「久しぶり! 悪いんだけど、今から家行っていい?」と言ってきました。たまたまうちの近所で飲み会をしていて、終電を逃してしまったとのこと。

泣きそうな声で「タクシーは一台もいないし、近くに泊まれそうなホテルもない。お願い、今日だけ泊まらせて!」と頼んでくるA子。起きてきた旦那に相談すると、「このあたりは街灯も少なく危ないので、今日は泊めてあげよう」と言ってくれました。

しかし、このあと「来てもいいよ」と言ったことを、私は心から後悔することになるのです……。

玄関のドアを開けると、友人の横に見知らぬ人が立っていた

A子が到着したので、玄関のドアを開けた私は、予想外の光景に固まりました。「久しぶり!」と笑顔で言ってくるA子の横に、見知らぬ女性が3人立っているのです。

恐る恐る、A子に「この方たちは?」と聞くと「一緒に飲んでた友達! この子たちも一緒に泊めてあげて!」と平然と言ってくるA子。

「真夜中にいきなり泊まりにくるだけでも非常識なのに、断りもなく知らない人を3人も連れてくるなんて、無理すぎるよ!」我慢の限界を超えた私は、その場でタクシー会社に電話をかけ、タクシーを呼びました。

「泊めてくれるんじゃなかったの? 意味わかんない!」と逆ギレするA子。しかし私は無言で、A子とその友人たちを到着したタクシーに押し込みました。

後日、A子から「謝罪したい」とメッセージが届きましたが、あまりにも腹が立ったので、今でも応じられずにいます。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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