GWの連休明けに「なんかやる気出ない……これって“五月病”かも?」と思ったことはありませんか? 今回は、【“五月病”を理由に会社を休む同僚】との職場トラブルを経験した、筆者の友人の話を紹介します。
画像: 毎年GW明けに「五月病」を訴え『休みがちになる同僚』私たちは代わりに残業 → 恐ろしい真実に唖然

GW明けに、必ず「五月病」を理由に数日間休む同僚

私は小学生の息子がいる、40代のワーママ会社員です。これは私の勤務先にいた、『A子』という同僚の話です。

A子は、毎年GWの連休明けに、必ず「五月病」を理由に数日間休みます。連休明けの忙しい時期にいないので、正直他の社員の負担は大きく、A子がいない間はみんな残業してなんとか乗り切っていました。

しかし本人いわく「子供の頃から、五月はどうしても体が思うように動かず、学校も休ませてもらっていた」とのことで、私たちも「そういう体質の人もいるのだろう。体調が悪いなら来れなくても仕方ないよね」くらいに思っていました。

しかしその後、思いもよらぬところから、A子の五月病の【真実】が発覚したのです。

料理教室で知り合った女性が見せてきた写真に写っていたのは……

ある年の五月に、会社の後輩・B美と一緒に「料理教室に行ってみよう」という話になり、休日に二人で料理教室に参加したのです。そこで一人の女性と仲良くなり、教室が終わった後に、三人でお茶することになりました。

その時ふと【五月病】の話になり、私とB美が「うちの会社には毎年GW明けに、五月病が原因で休む社員がいるんですよ」と話すと、女性が「私の知り合いなんて、五月病だと嘘をついて会社を休み、その休みを使って旅行に行くんですよ!」と言いはじめたのです。

女性は続けて、「その知人いわく、GW明けはホテルや飛行機が安く取れるそうです。『本当はGW連休明けに休みなんて取りづらいけど、体調が悪いことにすれば何も言われない』って言っていました。ほら、昨日もその知人が旅行先からこんな写真を送ってきましたよ」とスマホの写真を見せてきました。

海外のリゾート地と思われるその写真に写っていたのは、なんとA子。世間は狭いもので、女性とA子は趣味つながりの知人だったのです。

そして確かにその時、A子は「五月病」を理由に会社を数日間休んでいました。私たちは「五月は体調が悪い」というA子の嘘にまんまと騙されて、A子が旅行を楽しんでいる間の仕事を引き受けていたのです。

その話はすぐに社内に広まり、嘘がばれて居づらくなったA子は、しばらくして会社を辞めてしまいました。

旅行に行きたいのであれば、嘘をつかずに、適切な時期に有給を取ればよかっただけの話なのに……。少しでも旅費の安い時期に休みをとろうと欲張ってしまったばかりに、残念なことになってしまったA子でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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