小学校入学を前に、学童保育をスタートする子どもたち。入学式よりも前にランドセルを背負わせてしまうことに、罪悪感を感じていたという友人。新しい環境に戸惑いながらも、少しずつ居場所を見つけていった娘さんの様子と、それを見守る母親の心情を、友人が語ってくれました。
画像: 4月の学童初日、娘の「疲れた」に罪悪感。でも → 5月の連休明け『娘の成長した姿』に母ホロリ

入学式前のランドセル姿に感じた罪悪感

この春、娘が小学校に入学しました。私はこれを機に仕事を始めることに。そのため、4月1日から学童に通わせることにしたのです。

学童は入学式よりも前に登校が始まるようなもの。私は、ピカピカのランドセルを背負う娘の姿を見ながら、心が痛みました。

本来なら入学式を経て、友だちと一緒にスタートを切るはずの娘。それを、私がひと足早く慣れない場所に放り込んでしまうような気がして、罪悪感でいっぱいだったのです。

初日の帰り道、娘の一言に心が揺れる

学童初日の夕方、お迎えに行きました。

娘は緊張した様子ながらも、「お姉さんが遊んでくれたよ」と話してくれました。けれど夜になると、ぐったりと疲れた顔に。「楽しかったけど、疲れた」と、娘はぽつりと言ったのです。

私は仕事を始めたものの、「無理をさせていないかな」「始めるのが早すぎたかな」と、心の中で何度も自問自答しました。

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