「久しぶりに会いたい」とママ友に言われ、喜んで会いに行ったS子。
しかしママ友が自分に会いたがった「本当の理由」は別にあって!?
筆者の友人S子が実際に体験したエピソードをご紹介します。
画像: 【会いたい相手は私じゃない!?】ママ友に久々にお茶に誘われるも →『思わぬ展開』に困惑!

「久しぶりにお茶しない?」ママ友から突然の連絡

幼稚園時代のママ友だったK子さんから
「久しぶりに会いたいな。よければお茶しない?」
とお誘いが。

子どもがそれぞれ違う小学校に進んでからしばらく疎遠になっていたので
「誘ってくれて嬉しい! もちろんお茶しましょう!」

と喜んで返信。
近況報告も兼ねてカフェでお茶をする約束をしました。

ママ友の第一声に→私「あれ?」

当日カフェで待ち合わせた私とK子さん。
「久しぶり」
「会えて嬉しい」
とお互い喜び合いました。

しかし席に座ったK子さんの第一声は
「Gくんのママとまだ繋がってる?」。

「Gくんのお兄ちゃん、有名中学に合格したんだよね?」

「え、Gくん?」
と私は一瞬困惑。

「うん。まあ小学校一緒だしね」
と答えると

「Gくんのお兄ちゃん、有名中学校合格したんだよね?」
と身を乗り出したK子さん。

「そういえば、そう言ってたよ。すごいよね」

そう言うと、K子さんはさらに身を乗り出して

「ねえねえ、どこの塾行ってたか知ってる?」
「実際に学校通い始めてどんな感じなのかな?」
「志望校はいつぐらいに決めたのかな?」

と矢継ぎ早にGくんの家の質問ばかり始めました。

私はただの情報屋扱い!?

K子さんの受験に対する熱量に圧倒されながらも
「Gくんのお家のことを知りたかっただけなんだな」
「私の近況なんてまるで興味なさそう」

と気づき、悲しい気持ちに。

結局、会話の8割はGくんの家庭事情を探る話題か、K子さんの家の受験事情。
もちろん当たり障りのないことしか話していませんが、私の話は全くと言っていいほど聞いてくれませんでした。

最後にK子さんは
「こうやって繋がっておくと、やっぱり色々助かるわ」
と一言。

「私はただの情報屋くらいにしか思われてないんだ……」
と改めて悲しい気持ちに。

その後もK子さんから何回か「会おう」とお誘いがありましたが、やんわりと、しかし全て断ることに。

受験情報が気になる気持ちもわかるし、子どものことで一生懸命になるのはわかります。
しかし、ママ友同士もやはり人間同士のお付き合い。

お互いに敬意を払い、気持ちの良いやりとりができる関係を大事にしていきたいと思わされる出来事でした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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