職場の人間関係は、仕事のパフォーマンスに直結する大切な要素。でも時には、その関係を乱す困った人物が現れることもあります。今回は、筆者の友人が経験した【忘れられない後輩】とのエピソードをご紹介します。
画像: 私を『仕事のできない先輩』に仕立てていたなんて──笑顔で近づいてきた【後輩の本性】にゾッ、、、!

頼りになる後輩

私の勤める会社に、M田さんという後輩が配属されてきたのは、今から半年ほど前のこと。
20代半ばで明るく愛想も良く、「先輩、それ私がやっておきますね!」と、仕事にも前向きな姿勢。私も最初は、「良い子が入ってくれて助かったなあ」と思っていました。

同僚たちの間でも、「M田さん、気が利くよね」「感じ良いよね」と評判は上々。
周囲の評価も高く、職場の雰囲気もなんとなく和やかになっていたように感じていたのですが……。

上司からの言葉に驚き

ところがある日、上司から思いがけない言葉をかけられました。

「M田さんがね、『先輩のフォローが大変なんです』って言ってたけど……君、最近どうしたの? 何か悩みでもある?」

え? フォローが大変? 私の?

「段取りが悪くて手がかかるって言ってたよ。いつもは優秀な君らしくないなって思ってさ」と、笑い混じりに言う上司。

私は頭が真っ白になって、何も返せませんでした。
あんなに感じ良く接してくれていたM田さんが、裏でそんなことを言っていたなんて、まったく想像もしていなかったからです。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.