自己主張が強く、何でも思い通りに行かないと機嫌の悪くなる人は、一緒にいてとても疲れるものです。筆者の友人・H美にとっては、義母がそんな存在でした。H美と仕切り屋の義母のエピソードをご紹介しましょう。
画像: 義母「初孫の名は私が決める!」 切迫流産で入院中の嫁の前に現れ、大激怒 → 看護師と嫁が反撃!

義母

私にとっての義実家は、とても息苦しい場所でした。
何も言わずに見ているだけの義父に、何でもかんでも自分の思い通りにしたい義母……言いたい放題・やりたい放題の義母は、私の苦手なタイプでした。

結婚して2年経った頃、子どもを授かることができた私たち夫婦。
私や夫はもちろん、義両親もとても喜んでくれたのですが……。

初孫

特に義母の張り切りぶりは凄まじいものがありました。
喜んでもらえるのはとても嬉しかったのですが、さすがに戸惑ったのは赤ちゃんの名前の話をしたときです。

義母は「男の子ならS雄ってどうかしら? 代々引き継いできた名前だしね!」と自分で名前を決める勢い。
しかし、夫と私で話し合ってすでに名前は決まっていたので、「赤ちゃんの名前は決まっているので、発表は退院してからにしますね♡ 」と義母に伝えたのです。

激怒

その後、私は切迫流産のため入院することになり、絶対安静に。
するとそこに激怒した義母がやってきたのです!

義母は「どうして私の考えた名前がダメなのよ! そっちで勝手に決めないでくれる?」と大騒ぎ。
勝手にと言われても、これは私たち夫婦の話なのに……と思ったのですが、義母は一向に怒りが収まらない様子でした。

反撃

大きな声で騒いだ義母は、終いには「静かにしてください! 絶対安静なんですよ!」と看護師さんに注意される事態に。
私はさすがに我慢ができず「お義母さんのご意見は聞いていません。これは私たち夫婦で決めたことですから。」と言ってしまいました。

すると、義母はドアをバンッと乱暴に閉めて病室から去って行き、その後はパッタリと連絡を寄こさなくなったのです。

疎遠

その後、出産をしてからも義母は一切連絡をしてきませんでした。
こちらからの出産報告も既読スルー。
お祝いに来てくれた義父に聞いたところ「私の存在ごと否定された!」と言って怒っているそうです。

私たち夫婦も最初は気にしていましたが、だんだんと面倒に感じるようになり、今では疎遠になっています。
自分の思い通りにいかないと拗ねる……子どもみたいで相手にするのも疲れてしまいました。

【体験者:20代女性・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.