筆者の話です。父の10回忌、施設で暮らす母も参加することに。久しぶりの外出には不安もありましたが、介護タクシーの運転手さんたちのおかげで、無事に法要を終えることができました。
画像: 母「介護レンタカーはイヤ! だって、、、」その理由とは? 優しい運転手さんたちの『心づかい』に感謝

本堂の階段に戸惑ったけれど

母は一人での日常生活が難しく、数年前から施設に入所しています。持病はあるものの、体調は安定しており、外出の許可が出ることもあります。今回は父の10回忌に参加させたいと、介護タクシーを貸し切りでお願いしました。

父の墓所は島にあり、菩提寺にはスロープがありません。本堂の入口には急な階段があり、正直、母をどうやって上げるか悩んでいました。(弟が背負うしかないかな) と話していたところに、運転手さんが声をかけてくださったのです。

想像以上のサポートに感動

「一緒にお手伝いしますよ」
そう言って、弟と協力し車いすのまま母を本堂まで運んでくれました。法要が終わる頃には、再びタイミングよく現れて、今度は本堂から下りの階段、タクシーまで丁寧にアテンドしてくれたのです。

乗り降りの際には
「おかあさん、乗りますよ」
と穏やかに声をかけてくれ、母の表情も自然と和らいでいました。

その様子を見て(ああ、だから母は介護タクシーを希望していたんだ) と納得したのです。

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