今回は子どもが小学生になって間もないころの筆者の体験談です。何気ない「お茶しよう」の誘いが、思いがけない展開を迎えました。子どもをきっかけにしたママ友との集まり。しかし、その場で待ち受けていたのは予想もしない空気でした。小さな違和感が、やがて心をざわつかせる波紋へと変わっていきます。
画像: ママ友会でまさかの【吊るし上げ】!?「みんなの前で謝んなさいよ!」子どもの嘘が招いた修羅場の結末は

ママ友のお誘いに、心弾ませる

「お茶でもしない?」と子どもと同じクラスのTくんママからLINEが届きました。
すぐに「お誘い嬉しいです」と返しました。

子どもが入学してから初めてできたママ友との新しい交流に、心がウキウキ。Hちゃんママも一緒だと聞き、さらに広がるご縁がうれしくて、どんな話ができるだろうとワクワクしていました。

慌ただしい毎日でしたが、こうして声をかけてもらえるだけで気持ちが明るくなりました。
私は胸を弾ませながら、待ち合わせのカフェへ向かいました。

心弾むお茶の時間に、曇り始める空気

待ち合わせのカフェには、ふたりもほぼ同時に到着しました。にこやかに手を振るHちゃんママに続いて、どことなく表情が硬いTくんママの姿が目に入ります。私も自然と笑顔になりながら、席に着きました。

Hちゃんママが「新学期って、何かと慌ただしいですよね」とやさしく声をかけてくれました。私はうなずきながらも、向かいでTくんママがじっとこちらを見つめる険しい表情が気になって仕方ありません。

話題もどこかちぐはぐで、私が学校行事の話をしても、Tくんママだけが何か言いたげな様子で、終始浮かない顔をしています。普段なら、もっと自然に会話が弾むはずなのに。胸の中に、小さなひっかかりが生まれました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.