筆者の友人・S香は高校時代から付き合っていた彼氏と結婚を考えていました。しかし、S香の親はS香の彼氏が大学へ進学しないことを聞くと、結婚に大反対! S香が大学卒業後に結婚を決めた時も「あいつと結婚するなら結婚式には出ない!」と言うほど、反対していました。
画像: 【結婚は認めない!】親の大反対に負けずに結婚した私 → 20年後、親が泣いて謝った理由とは──?

結婚への反対

私の両親が結婚に反対した理由は、彼に少々やんちゃなイメージがあったこと。
当時流行していた髪型や派手な服装が気に入らず、私が「とても優しくて頼りがいのある人なんだよ。」と説明しても、聞き入れてはくれませんでした。

結婚後も両親とほとんど連絡を取らない状態が続いていたのですが、ある日、母方の叔母から母が入院したことを聞きました。
孫にも会わせていないことを気に病んでいた私は、娘達を連れて母の病院へ。
母は思ったほど重症ではなかったのですが、入院は長引くかもしれないと言われたのです。

実家の困窮

すると、お見舞いに駆け付けてくれた叔母が「S香ちゃん(私)、お母さんの入院費出せる?」と聞いてきました。
叔母によると、父の勤めていた会社が経営悪化によってリストラを敢行。
父はリストラの対象者になったと言うのです。

もともとあまり裕福ではなかった実家はあっという間に困窮。
母の入院費にも困っている状態であることがわかりました。
私はすぐに夫に相談。
夫はあんなにも結婚を反対された両親なのに、二つ返事でOKを出してくれました。

雪解け

その後、母の入院は3ヶ月にも及び、退院後も定期的な通院が必要になりました。
私達は退院時に久しぶりに父とも再会。
入院費を全て負担した私達に、泣いて頭を下げていました。

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