友達が自宅に泊まりに来るとなると、食事などのおもてなしの準備や家の掃除に手間と時間がかかります。それでも自分に会いに来てくれる気持ちが嬉しくて、頑張って準備をしますよね。今回は度々泊まりに来る友人の目的を知って愕然とした経験のある筆者の知人、Jさんのお話です。
画像: <うちは無料のホテルじゃないッ!>家に来た友人の『厚かましい発言』に、もう我慢の限界!

泊まりに来る友人

Jさんは当時、某人気テーマパークの近くに新しい家を購入し、引っ越したばかりでした。
「〇〇に引っ越しました」
引っ越したことを友人たちに報告すると、学生時代から仲良くしていた友人の1人から「テーマパークの近くだよね! いいなあ」という返信が。

その友人は昔からそのテーマパークの大ファンで、年に数回は通っています。

「落ち着いたら遊びに来てね」
Jさんは友人にそう伝えました。

それからしばらくして、その友人から「テーマパークに行くから会わない?」という連絡があったため、Jさんはその友人を自宅に泊めることにしました。

「ありがとうね! 楽しかった!」
Jさんはテーマパーク帰りの友人を手料理でもてなし、友人は喜んで帰っていきました。

頻繁に来るようになり……

それからというもの、友人は頻繁にJさんの家に泊まりに来るようになりました。
「ほんと助かるわー」
Jさんの家に泊まることでホテル代が浮いているせいか、友人は以前よりテーマパークに行く頻度が増えているようでした。

「今回は私の妹も一緒にいい?」
友人ひとりならまだしも、友人は家族やJさんの知らない友人まで連れて来るようになったのです。

さすがに食費もかかりますし、寝具などを準備するのにほとほと疲れたJさんは、旦那さんに相談してみました。
「ずっと黙ってたけど、完全にホテル代わりにされてるよ。もう断ったら?」
旦那さんにそう言われ、Jさんは次に友人から遊びに来るという連絡があった時に、会うのは良いけれど泊まりはきっぱりと断ることにしました。

「えー、泊めてくれないの? ホテル代かかっちゃうじゃん!」
その言葉を聞いて、Jさんはその友人と距離を置いたそうです。

人の家をホテル代わりに利用するなんて図々しすぎますよね。家族や共通の友人でもない人を連れてくるなんて問題外です。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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