筆者の趣味の一つに、飲み歩きがあります。20代の時は朝まで飲むのは当たり前でしたが、今や自分の体力の衰えをヒシヒシと感じています(笑)
今回はそんな筆者の恐怖体験談をご紹介します。
画像: カラオケの個室に乱入してきた【ナンパ男】にゾッ。「すいませーん」恐怖の一夜を救った『友人の機転』

今日はカラオケオール! 楽しすぎる♪

20代半ばの頃、友人B美と頻繁に飲みに行っていました。
朝まで飲むのはお決まりのコースで、カラオケでオールすることもよくあったのです。

ある日もカラオケオールをしよう! と、いそいそと仕事を終わらせて集合しました。
居酒屋をハシゴして散々飲みまくり、最高の気分でカラオケへ♪

「今日は朝まで飲んで歌いまくろ~!」

案内された部屋にあった設備は、当時最新の機種だったので、二人のテンションも上がりました。
そうして楽しく歌っていたのですが……。

誰ですか!? 強引過ぎる男性達に恐怖

「バーン!!!」

突然ドアが開いてビックリすると、なんと見知らぬ男二人組が入ってきたではありませんか。

「へ、部屋間違えてますよ」

咄嗟に私が言いましたが、男達は笑顔のまま着席して、

「まぁまぁ座って? 俺ビール頼もっかな~」

と、超強引に居座ろうとしてきたのです。
勝手に着席された後は、「二人で飲んでたよな?」「彼氏おるん?」などなど、明らかにナンパをしに部屋に入ってきていることが分かりました。

ナンパならすぐさま断りたいところでしたが、相手もかなり酔っている様子。
男性の力には勝てないし、密室なので下手なことは出来ません。するとB美が、

「じゃああたしもビールいくから、乾杯しよ~♪ ポテトも食べたい! 一緒に頼むわ!」

そう笑顔で言うではありませんか!

(え、この人達と朝まで一緒に居るの!? 無理やねんけど!)

私は酔いも醒めて、内心焦っていました。
それでも友人は笑顔のまま、部屋の電話のところまで移動。

友人のノリの良さで、男二人もナンパ成功と思っているのか、ニコニコでご機嫌のようでした。

友人の作戦で、危機一髪!! 本当に怖かった……

「すいません、注文したいんですけどー」

電話口で普通に話すB美の姿を見て、私はまだ焦っていました。
しかし、B美は焦る私とアイコンタクトをとった瞬間、

「助けて! 部屋に知らん男二人入ってきた! 警察よんで!!」

そう叫んだ瞬間、全員がビックリ!
慌てて立ち上がる男二人は、先程とは一転。
暴言を吐いて椅子を蹴とばし、そのまま部屋を出て行きました。

それから入れ替わるように店員が来て、先ほどの出来事を全て説明し……。
正直カラオケどころではなくなってしまったので、二人でタクシーに乗り込み私の家に帰宅しました。

B美の機転の利いた行動のおかげで助かりましたが、本当に怖かったです。

まとめ

私はこの経験から、ナンパという行為にかなり嫌悪感があります。
まさか部屋の中に勝手に入ってくるなんて、予想外過ぎて恐怖でしかありません。
女の子だけで夜遊びする時は、こういうこともあるのだと覚えておいてください。
そして気を付けてくださいね!

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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