近しい人の訃報は、なかなか受け入れがたいものです。それぞれに故人との関係値があり、思うことや思い出は異なって当然です。しかし、他の人が故人を偲ぶ機会を奪ってしまうのはナンセンスなのではないでしょうか? 今回は筆者が祖母の最期に立ち会ったときのエピソードをご紹介します。
画像: 大好きだった祖母の最期に、、、叔母「ずっと嫌いだった」さらなる『衝撃の告白』に胸がざわついた瞬間

末期がん

祖母はがんを患い闘病中です。
しかし祖母ががんを患ったのは今回が初めてではなく、転移しているということもあって、いまや末期がんと診断されている状況。

少し前までは歩くことはできなくとも、意識もあり会話ができていたのですが、いまでは会話はおろか、食べることも起きることもできない状態になっています。

会話はできませんが、なるべくそばにいようと思い、私はできる限り祖母の病室へと通いました。

祖母がもう長くないことは一目瞭然で、病室には連日入れ替わり立ち替わり親戚がお見舞いにやってきました。

「あら? 来てたの」

この日も、私は祖母の病室へ。
祖母から返事はありませんが「おはよう!」「天気がいいよ~」と声かけをしていたのですが、そのとき病室のドアが開きました。

そこにいたのは叔母。

叔母は「あら? 来てたの。ちょっと付き合ってくれない?」と病室についたばかりだというのに、私を外に連れ出しました。

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