現在70代のマダムE子さんは、子育てを終え、現在は孫の世話を手伝っています。
そんな中、子育てで一つ心残りな事が。
それは一体!?
画像: 他人の子が可愛いと思えなかったけど──初孫が生まれた後、意外な『心境の変化』に「あの頃を後悔」

よその子に無関心だった子育て時代

私は子育てを終了しすでに成人した娘がいる主婦で、今は悠々自適に暮らしています。

子育て時代を振り返ってみると、私はよその子供にあまりが興味がなく、子供の友達と積極的に関わったりはしないタイプでした。

子供会やスポーツ少年団などで、地域の子供達とたくさん交流を持ったりお世話をしている親御さんを見ると
「ありがたい。でも大変そうだな、自分には無理だな」
と遠巻きに見ていました。

「お友達家族とキャンプしたい」→しんどいから無理

「お友達の家族と一緒にキャンプに行ってみたい」
「お友達集めて、お泊まり会を開きたい」
「友達はそういうことしてるよ」

と子供が言っても

「よその子とそんなに長い時間を一緒に過ごすのはちょっとしんどい」
というのが正直な気持ち。

子供に
「ママ、キャンプに行く時、一緒にお友達家族も誘っていい?」
と言われても

「ごめんね。ちょっと難しいかな」
とずっと濁していました。

初孫が生まれて、心境に変化が

やがて子供も成長して独立し、子育てを卒業。

初孫が生まれ、忙しい娘夫婦に代わって孫の世話をするようになった時のこと。

児童館や公園に孫を連れて行き、同じ年頃の子供達が泣き、笑い、遊んでいる姿を見て

「ああ、みんなとっても可愛いなあ」
としみじみ思ったのです。

どの子も、それぞれの家庭で大切に育てられているのだと思うと自然と愛おしい気持ちでいっぱいに。
よその子供とも一緒に遊んでみると、それぞれが個性豊かで本当に可愛いのです。

これは、子育て真っ最中の時はまったく感じたことのない感情でした。

もうちょっとよその子供達とも関われば良かった

孫が周りの子とキャッキャと楽しそうに笑い合い、子供達から
「一緒に遊ぼう!」
と誘われて自分も一緒に楽しむうちに

「昔もよその子供にも関わっていたら、違う世界があったかもしれない」

と思うように。

しかし時は巻き戻せないし、当時はそんな心の余裕がなかったのも事実。仕方なかったことではありました。

でも、後悔ばかりしていても何も始まらない。
可愛い娘のためにも、目の前にいる孫とその友達、ひとりひとりを大切に見つめ、心からかわいがろうと思ったのでした。

【体験者:70代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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