先日地元の友人と子育ての話になったのですが、悩んでいた友人にお母さんが掛けてくれた言葉が素敵だったのでご紹介します。子どもを持ってわかる母親の偉大さ……。私も母とゆっくり話したいなと思うエピソードでした。
画像: 親の忍耐力を試されている(汗)反抗期の子どもたちに苦労 → 母の子育てアドバイスに「偉大すぎる」

子育てに悩む日々

私は、フルタイムのパートをしながら高校生の息子と中学生の娘を育てています。息子は反抗期、娘は思春期を迎えていて、どちらも一筋縄ではいかず、接し方に悩んでいました。それぞれの感情の波があり、日によって私に対する態度がキツイこともあります。思春期も反抗期も子どもが成長するうえで当たり前のことなので仕方がないと受け入れようと思うのですが、なかなかそうもいかず……。我慢できずに口出しして喧嘩になったり、煙たがられることもしょっちゅうでした。

母に相談してみることに

今では一応母親らしいことをしていますが、実は私も昔はやんちゃで親を悩ませていました。過去を振り返ると、本当にマズい時は叱られましたが、両親は基本自由にさせてくれて、あまり口出しせず見守ってくれていたことを思い出しました。母親に話を聞けば子育てのヒントが貰えるかもしれないと思い、母親に相談してみることにしました。

母の言葉

母親になぜあんなに迷惑をかけていたのに怒らず見守ることができたのかと聞くと、当時を思い出したようで笑いながら話してくれました。「縛り付けたらその分反抗するでしょ。人様に迷惑を掛けたり学校に迷惑をかけるようなことをするなら怒るし全力で叱るけど、反抗期なんだから何を言っても無理なのよ。ある程度やったら落ち着くから、それを待つ。それに、あなたのことを信じていたから、言いたいことは山ほどあったけど我慢して見守っていたのよ」

その後

偉大過ぎる母の言葉に驚きました。私は子どもが心配で、あれもこれもダメと口を出す子育てをしていたので反省しました。それからは、言いたいことがあってもいったん我慢して飲み込み見守るようにしたら、子どもたちも少し落ち着いたように思います。母には到底及びませんが、忍耐力を見習って子育てを頑張ろうと思います。

【体験者:40代・パート主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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