年齢を重ねるにつれてけがや病気に見舞われることも増えていきますね。思ったように体が動かなかったり、以前はできていたことができなくなったりしてしまうと、誰でも多少なりとも自信を失ってしまうものです。今回はそんな風に自信を失ってしまった筆者の祖母が、自信を取り戻したある1日のエピソードを紹介します。
画像: 腕を痛め「できないことが増えていく」塞ぎ込んでいた祖母 → 2歳のひ孫がくれた『希望』に、一同感動

腕を痛めた祖母

祖母は3年ほど前にひょんなことで腕を痛めてしまいました。

腕を痛めた直後こそ、リハビリや通院を頑張っていましたが、なかなか症状は改善されず……。祖母はだんだんと消極的になっていったように感じます。

外出

ある日、祖母から「孫の新居祝いを持って行きたいから、連れて行ってくれないかい?」と、頼まれました。
祖母の言う孫とは、私の妹のことです。

ここのところ外出にも消極的になっていた祖母だったので、気分転換にもなるだろうと、ドライブがてら妹の新居までお出かけすることに。

移動中の車内でも祖母は「腕が悪いからね、お料理もできなくなってしまったし、お風呂に入るのも一苦労なんだよ。今後はどんどんできないことが増えていくんだろうね。」と悲しそうに話していました。

そんな祖母に私は「きっとよくなるよ。」と気休めの言葉をかけることしかできませんでした。

おばあちゃん、抱っこして~

妹の家に到着し、しばらく雑談をしていると、妹の2歳の娘(祖母にとってはひ孫、私にとっては姪)が、祖母に「おばあちゃん、抱っこして~!」とせがんだのです。

腕を痛めている祖母に10kg以上体重がある姪の抱っこはきついだろうと、最初のうちは妹が「おばあちゃんは手が痛いからママが抱っこするよ。」とかわしていました。

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