私たちは日々、様々な人々とすれ違いながら生活しています。 ほとんどの人とは関わりなく過ぎていきますが、中には思いがけない出会いから物語が生まれることもあるようです。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 「その結末は想像してなかった」帰り道に現れる"謎のストーカー"。ついにかけられた言葉に「えっ?!」

不気味な男性

最近、帰宅途中に見知らぬ男性に付きまとわれている気がしていました。
スーパーで買い物をしていると、同じ男性が度々私の近くにいます。会社帰りの夜道も、少し離れて私と同じ方向に歩いています。

最初は気のせいだと思おうとしていましたが、日に日にその存在が大きくなり、明らかに私を尾行しているように感じ始めました。

私はバーで働いており、以前にも客からストーカーじみた行為をされたことがあります。今回もそうではないかと疑い、恐怖に怯えながら毎日を過ごしていました。

ついに声をかけられ……?!

ある夜、近所を歩いていると、ついにその男性が私に近づいてきて、「ヨウコか?」と声をかけてきました。
60代くらいでしょうか。よく見ると穏やかそうな顔立ちの男性です。

私が驚きながら「いえ、違います……」と答えると、男性は悲しそうな顔で「そんなはずはない。お前は娘のヨウコだろ」と言いました。

何度否定しても、男性は私をヨウコという娘だと思い込んでいるようです。
どうすれば良いのか分からず困り果ててしまいました。

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