子どものころからの幼馴染、学生時代に意気投合した仲間、大人になってから出会った友人、さまざまな人間関係があることでしょう。年齢を重ねたり、ライフステージが変化したりすることで、環境が変わることもしばしば。今回は筆者の知人から聞いた、環境の変化で起こった人間関係のエピソードを紹介します。
画像: 「別人かよ、、、」友人が彼氏と破局 → 久々に再会したら『思いもよらない仕打ち』にガッカリ

ランチ友達

私は数年前に結婚をしていますが、現状子どもはいません。

学生時代からの友人であるA子は、彼氏と同棲3年目。
ひんぱんにランチやショッピングに誘ってくれて、私とA子は一緒にたくさんの時間を過ごしました。

そんなA子は夕方になると「彼氏のご飯準備しないといけないから、またね。」と帰っていきます。

苦手な友達

A子はよく、同じく学生時代のころからの友人であるB美のことが苦手だと話します。

「いつまでも飲み歩いて学生ノリだよね。」
「B美に誘われたんだけど行きたくない! どうやって断ろうかな。」

B美は私の友人でもあるのでそんな話を聞くのは嫌だったのですが、A子も私にとっては友人の一人です。
彼女のB美に対する愚痴に同調はしませんでしたが、A子のそんな話を私はフォローをいれつつもなんとも言えない気持ちで聞いていました。

破局

結婚目前だと思っていたA子ですが、なんと破局!
破局直後はよく呼び出されて話を聞いていたのですが、しばらく経つとA子からのお誘いはパッタリなくなりました。

A子から誘いの連絡があったのは3か月後のこと。
久しぶりの誘いを嬉しく感じ、A子とランチをすることになりました。

違和感

ランチでA子が「昨日B美と飲んでてね。」と話し始めたので、私はいつもの愚痴だと思い「そっか、断れなかったんだね。」と返しました。

するとA子は「え? C絵(私の名前)はB美のこと嫌いかもしれないけど私は最近しょっちゅう遊んでるよ。」と……。
私はもともとB美に苦手意識はないため、うまくやれているならいいかと思い「私もB美のこと好きだし、よかったら今度私も誘ってよ。」と返事をしました。

あなた誰?

するとA子から思いもよらない返答が返ってきたのです。

「C絵って既婚者じゃん? やっぱうちらとは環境が違うっていうか、誘いにくいし話も合わないと思うんだよね。」

彼氏と同棲していた当時は既婚の私と価値観が合ったのでしょうが、別れてしまうと自由気ままに遊んでいるB美のほうが気楽に感じたのでしょう。

ただ、環境の変化でここまで人は変わるのかと驚き、以前のA子とは別人のように思えて寂しさを感じました。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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