私の知人女性Sは、母の勧めにより薬学部に進学します。
Sの母曰く「薬剤師の資格を取得すれば、一生食べるのに困らないから」とのことでした。
子を思う親心ですが、Sがそこから感じたのは意外な人生観でした。
画像: どうして大学を中退したの!? 娘「将来を思ってくれたことは嬉しいけど──」入学して感じた『娘の本音』

母の勧めで薬剤師に

Sの母は「何だかんだ手に職付けるのが一番!だから、Sも薬剤師の資格を取ると良いわよ!」と常々、娘であるSに言い聞かせていました。
Sの本音では絵の道に進みたい気持ちがあったのですが、母に反対されたこともあり、結果的に薬学部を志望します。

「まぁ、お母さんも私の為を思って言ってくれてるんだし......」
S自身、己にそう言い聞かせて、幼い頃から猛勉強したのでした。

入学したのは良いものの、、、

日頃の勉強の成果もあって、Sは見事、志望していた大学の薬学部に入学を果たします。
しかし入学早々、Sはどこか違和感を覚えていました。
「変なの。あんなに入りたかった薬学部なのに、なんだかやる気が出ない......。これって、燃え尽き症候群かな?」

勉強に身が入らない日々が続き、結果的に単位を落としてしまったS。
その後も状況が改善される様子はなく、S自身「これ以上、ここにいない方が良い」と考え、結果的に大学を中退することにしました。

魂の声には逆らえない

Sが大学を中退することに対し、彼女の母は大反対。親子仲はギクシャクしてしまいました。

それでもSはバイトの傍ら、夢だった絵の道を再び志すように。

そして大学を中退してから5年後には、イラストレーターとして自立することに成功します。
これにはSの母も「あなたには、絵の才能があったのね」と言って、成功を祝福してくれました。
確かに将来を見据えることも重要です。
でも何より「自分の強み」を活かすことが、人生をより良い方向に導いてくれるのではないでしょうか?
Sのエピソードは、「好きだからこそ頑張れる」というメッセージを教えてくれたように思います。

【体験者:20代・女性、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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