親の介護はもちろん大切ですが、自分の生活と両立させるのは、本当に難しい問題です。
罪悪感や経済的な不安に押しつぶされそうになりながら、筆者の知人A子が出した答えについてお伝えします。父の介護で悩み抜いた末にA子が下した決断とは……?

父を施設に入れ、罪悪感……

画像1: 父を施設に入れ、罪悪感……
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冷静になって考えてみると、施設には24時間体制で見守ってくれるスタッフがいますし、転倒や体調の急変にもすぐ対応してもらえます。
毎日、栄養バランスの考えられた食事が提供されるうえに、詐欺などにあう心配もありません。
「ここはお父さんにとって快適な場所」だと確信できるようになると、少しずつですが罪悪感が薄れていきました。
父が家に帰りたい気持ちもわかるのですが、何か言われても「お父さんが安心して過ごせるように、私たちも最善を尽くしているよ」と伝えるようにしました。
経済的な不安はまだ残りますが、親を大切に思う気持ちと自分の人生、両方とも大切にしながら寄り添っていけばいいと、気づくことができました。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

illustrator:KIUI
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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