結婚相談所にて相手探しを行うものの、なかなか「トキメキ」を感じられない女性F。
そんなFが同じく結婚相談所で父と結婚した母にアドバイスを求めると、思いも寄らぬ言葉が返ってきました。
今回は、筆者の知人女性Fの婚活体験談を紹介しますね!
画像: 母「お父さんが好きだったわけじゃない」って、え? 母が語った『婚活アドバイス』に「なるほど」

母に婚活アドバイスを仰ぐ

「あ~! 全然、ピンと来る相手がいないよ~。ねぇ、お母さんは何が決め手でお父さんと一緒になったの?」
30代半ばの女性Fは、母に婚活アドバイスを仰ぎました。

すると母の口から、予想外の答えが返って来るではありませんか。
「私だって正直、お父さんを特に好きとか当時は思わなかったのよ」
これに対しFの口から「え?」と疑問の声が漏れます。
一体、これはどういうことでしょう?

補い合うウィンウィンな関係性

Fの母は説明を続けます。
「私は家事は大得意だけど、社会人の素質がなくてね……。仕事をクビになってばかりだったの。だから、逆に仕事バリバリで家事は苦手ってお父さんと、お互いの利害が一致してまずはお見合いしたの」

そしてフィーリングも合った2人はそのまま交際をスタートさせ、最終的に結婚したとのことでした。
またお互いに価値観が一致したからこそ相性も良く、結婚後に愛情が芽生えていくのを感じたそうです。

母を見習った末に

「なるほど……。恋愛映画みたいに、運命の恋ばっかりって訳には、現実問題いかないもんね」
母の話を聞いてそう思ったFは、逆に家庭的な男性を結婚相談所で探しました。
Fは結婚後も仕事を頑張りたかった為、そういった男性を希望していたのです。

そして結果的に希望に沿う男性と出会い、Fも見事ゴールインを果たします。
「正直、すっごい好き! って激しい恋愛感情を抱いたことはないけど、愛のカタチって人それぞれだなって今は思う。彼となら、絶対に幸せになれると思う!」
そう語るFはキラキラと輝いていて、彼女なりの幸福を掴んだのだと心から思いました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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