筆者の友人・K美は夫と息子の3人暮らし。息子には生まれつきの障がいがあり、K美は外で働くことが難しく、専業主婦として子育てと家事を頑張っていました。そんなK美の義両親はとても良い人なのですが、義姉はちょっとクセモノで……。
画像: 義姉「介護は当然、長男の嫁がやるんでしょ?」実家に入り浸りの義姉が豹変! 義両親の『悲しい誤算』

義姉

私の義両親は孫をとても可愛がってくれて、入院した時などは家事を手伝ってくれたり、必要な物を支援してくれたりしていました。

しかし、義姉はちょっとクセモノ。
家が近いことをいいことに、いつも義実家に入り浸っていて、孫の世話まで押し付けているような人だったのです。

介護

結婚して15年ほど経った頃、義父が脳梗塞を発症し、身体に麻痺が残ってしまいました。
義母は何とか一人で介護しようと頑張っていたのですが、そのうち義母も腰痛に。
介護が難しい状態になったため、これからのことを相談したいという話になりました。

義実家に私たち夫婦と義姉が集まって話し合いをしようとしたその時、急に義姉が「K美さん(私)は長男の嫁よね? お父さんとお母さんの面倒は見てくれるんでしょ? あなたが当然やってくれるのよね?」と言い出したのです。

押し付け

これに反論したのは夫。
「姉さんだってうちの状況はわかってるだろう? できることは何でもやるけど、今のところ毎日とかずっとは無理だよ?」と言いました。

私は普段とても良くしてくれている義両親には恩返しがしたいとずっと思っていましたが、息子の体調や状況を考えると、なかなか難しいのが現実です。
それを義姉に伝えると「そうやって子どもをダシに使うのはやめたら?」と言われてしまいました。

逃げ

すると、黙って話を聞いていた義母が「いい加減にして!」と義姉を一喝。
「普段はうちに入り浸っているくせに! お父さんにだって経済的に支援してもらったでしょ? あなたには親を思う気持ちがないの?」と言いました。

普段大人しく穏やかな義母が感情的になったことに私たちはビックリ!
しかし、義姉は「私は別の家の人間なんだから知らないわよ!」と言って帰ってしまったのです。

義姉の末路

私は夫と相談し、義実家での同居を決意しました。
その後、義姉は離婚して実家に戻りたいと連絡があったのですが、義母は「知りません!」と突っぱねたそうです。

【体験者:40代女性・主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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