仲の良い友人と一緒に行く旅行は、計画中からワクワクしますよね。しかし、四六時中共に過ごし距離が縮まりすぎると、予想していなかった相手の本心や嫌な部分が見えてしまうことも……。今回は私の友人A子さんから聞いた、旅行を機に友人と距離を置いた話を紹介します。いったい何があったのでしょうか?
画像: 【通訳代わりにしてくるクセに!】海外旅行で、私の英語に「なんか違う(笑)」友人の『モヤモヤ言動』の数々

楽しみにしていたヨーロッパ旅行

A子は大学生時代、同じ学部の友人E美とヨーロッパ旅行に行くことになりました。今回が2人にとって初めての海外旅行です。

最初こそ2人で協力しながら、中学生英語を駆使して現地の人たちとコミュニケーションをとっていたのですが……。

アレ、私ばかり会話してる?

いつの間にかE美は、A子が現地の人に話しかけるのを待つようになっていました。

ホテルでのチェックインやチェックアウト、レストランに入るときやお会計のときなど、現地の人とコミュニケーションを取らなくてはならないときにいつもE美は黙り込み、A子に無言の圧力をかけてきます。相手を待たせる訳にもいかず、仕方なくA子が対応。「E美も話してよ~」と笑いながらお願いしても、E美は適当にはぐらかし続け……。

私の英語を小馬鹿にしてくる友人

A子もE美も英会話のレベルは同程度です。しかし、E美はA子のことを通訳代わりだと思っているかのよう……。

しかも納得いかなかったのが、A子がたどたどしい英語で身振り手振りを交えながらなんとかコミュニケーションを取ろうと頑張っているのにも関わらず、E美は「もうちょっと別の言い方ないかなー」「なんか違うなー(笑)」などと小馬鹿にしてきたのです。

ヨーロッパ旅行後の2人の関係に変化が……

A子は「文句があるなら自分で言え!」とかなりモヤモヤしました。A子の英語を鼻で笑っていたE美。心の中でE美は「自分はA子よりも英語が話せる」と思っていたのかもしれません。

以前は平日も休日も一緒に行動するなど、仲が良かった2人でしたが……。このヨーロッパ旅行で、A子は他にもE美の嫌な部分が見えてしまい、E美と距離を置くようになりました。

いくら仲の良い友人とはいえ、自分が一生懸命英語を話している姿を小馬鹿にされるといい気はしませんよね。初めての海外旅行なら尚更です。冗談でも相手を見下すような言動が多すぎる友人とは、無理に仲良くする必要はないかもしれませんね。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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