これは、筆者の知人C子から聞いたエピソードです。ある日、ママ友グループで少しリッチなランチを楽しんでいたC子。しかし、会計の瞬間にママ友A子が「お金持ってきてない」とまさかの発言! その後の態度に一同は騒然……。いったい何があったのでしょうか?
画像: 高級レストランで「お金忘れちゃった♡」ママ友よ、今日こそは逃がしません! 団結してスカッと反撃!

ママ友の優雅なランチ会

C子は子どもの幼稚園で知り合ったママ友たちと定期的にランチを楽しんでいました。普段はカジュアルなカフェやファミレスが多いのですが、その日は「たまには贅沢しよう!」という話になり、ちょっと高めのフレンチレストランへ行くことに。

おしゃれな雰囲気の店内で、ちょっと贅沢なコース料理を楽しむママ友たち。前菜からデザートまで、ゆったりとした時間を過ごしながら、会話も弾みました。

「たまにはこういう時間もいいよね!」
「次は子ども抜きでディナーもいいかも!」

そんな楽しいひとときも、会計の瞬間に一変することに……。

まさかの発言「お金、忘れちゃった!」……え?

食事が終わり、それぞれ財布を取り出し始めたとき、A子が突然「ごめん、今日お金持ってきてないんだよね」と申し訳なさそうな顔で言いました。

「え?」

一瞬、みんなが目を見合わせました。A子は続けて、「誰か立て替えておいてくれる? 今月ピンチで」と悪びれる様子もなく言いました。

「まあ、そういうこともあるか」と思った他のママ友が「じゃあ、私が……」と手を出そうとした瞬間、C子はあることに気づきました。

A子は、これまでも何度か同じことをしていたのです。

実はA子は「財布忘れた」「今月ピンチ」を理由に、以前も何度かママ友におごってもらっていたのです。そのたびに「次会ったときに返すね」と言いながら、なぜかその話はいつもウヤムヤに。

スカッと反撃!

「じゃあ、今ここで振り込んでもらえれば大丈夫だよ!A子もこれ使ってたよね?」
C子はスマホを取り出し、送金アプリを開いてA子に見せました。
すると、別のママ友も「そうそう、最近のアプリってすぐ送金できるから便利だよね!」と賛同。

すると、A子は「え……えっと、後でいい?」と動揺。
続けてC子はにっこり笑って「今ならみんなの前で確認できるし、現金を貸し借りするよりもお互いに安心だよね」と優しく送金を促しました。

その状況にA子は観念した様子で渋々スマホを取り出し、C子の口座に送金。
画面を見せてもらい、全員が確認したことで、その場はスッキリと解決しました。

その後……

それ以来、A子は「お金忘れた」作戦を使わなくなりました。

C子は、「ママ友付き合いは楽しいけど、お金のことはきちんと線引きしないといけない」と改めて実感したそうです。

A子にも何か事情があったのかもしれませんが、お金を借りて返さないというのはよくありません。
C子の機転が利いた解決策に「A子はもう心を改めたみたいだけど、もしまた今後何かあっても、しっかり者のC子がいるから安心だね!」と、ママ友たちは感心したそうです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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