子供が結婚相手を連れてきた時、親としては喜びと同時に、不安も感じるものですよね。相手の性格や価値観は今後の家族の幸せにも大きく関わってきます。今回は知人が姑の立場から、興味深いエピソードを聞かせてくれました。
画像: <嫁、ヤバすぎ!>子供会のピクニックで、周りに最低発言!『真っ黒な本性』に「まさかうちの嫁が」

喜びと不安

数年前、息子が結婚しました。
お相手のA子さんは明るく朗らかで、とても好印象。我が家の近所に住み、子供にも恵まれ、幸せそうに見えました。

しかし、数年かけてA子さんの様子は徐々に変わっていきました。
近所の人から「お宅のA子さん、他の奥さんたちの悪口を言っているらしいわよ」と聞いた時は、まさかと思ったものです。

明らかになった本性

息子に聞いてみたところ、「実はそうなんだ……」と心配そうな様子でした。
最初のうちは些細な悪口だったが、次第にエスカレートしていったそうです。

他の人たちはA子さんの悪口に傷付きながらも、関係を悪化させたくないため我慢しているようでした。

嫁の言動にびっくり……!

決定的な出来事は、地域の子供会でのピクニックでした。
私も町内会の役員として手伝うために出席し、息子とA子さんも子供連れで参加していました。

私は少し離れた場所で作業していたのですが、A子さんの甲高い声がそこまで響き渡りました。
「Cさん、その手作り弁当、大丈夫? 腐ってない?」
私は耳を疑いました。A子さんは近所の奥さん、Cさんを嘲笑っていたのです。

Cさんは何も言えず真っ青な顔をしていました。
慌てて駆け寄ると、息子がA子さんを「何言ってるんだ!」と叱責しているところでした。

しかしA子さんは、Cさんを睨みつけて「いつも手作りアピールしてるけど、正直、貧乏くさいわよね~!」と信じられない言葉まで投げつける始末。

私と息子はCさんに平謝りするしかできませんでした。

ついに離婚危機に

そんなことが続いたある日、息子がついに「A子と別れようと思う」と言い出しました。本当の性格に気付けなかった自分が馬鹿だった、と。

ところが数日後、再び息子から「離婚はやっぱりやめておくよ」と連絡が。
A子さんに離婚を切り出したところ、さすがに驚いたのか、態度を改めることを約束してくれて、一応他のママ友たちとも穏やかに接するようになったと言います。

息子も子供のことを考えると、離婚は避けたほうがいいと考えたのでしょう。

しかし、A子さんは何が悪いのか本当には分かっていなさそうで、表面上は反省していても、根本的な解決にはなっていない様子でした。

A子さんが本当に変われるのか、それとも同じことを繰り返すのか……不安ですが、今は息子夫婦を見守ることしかできません。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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