子育て中は、子どもを通して他のママたちと知り合う機会が増えますよね。気の合うママ友ができると、悩みを共有できたりして心強いものです。でも時には人間関係で悩むことも……! 今回はママ友とのエピソードを友人に聞きました。
画像: <噂好きママ、まさかの自爆!?>よその子のおもらしまで広めていたママが『黙るしかなくなった理由』

公園で出会ったママ

息子と公園デビューした頃、Aさんというママと出会いました。
彼女は気さくで明るく、まさに理想のママ友! と嬉しく思ったものです。

子育ての悩みを共有したり、一緒に遊んだり……Aさんのおかげでママ友の輪も広がり、孤独な育児から解放された気がしました。

徐々に明らかになる【困った癖】

しかし、Aさんと仲良くなるにつれ、彼女の噂好き体質が徐々に明らかになってきました。

最初は他愛のない井戸端会議程度だったのですが、次第にAさんはよその子のちょっとした失敗を、まるで見てきたかのように脚色し、面白おかしく吹聴するようになってきたのです。

人の不幸をネタにするAさんに、私は違和感を覚え始めました。

モヤモヤが募っていき……

私の息子が公園でおもらししてしまった時も、Aさんはわざわざママ友同士のグループLINEで「今日のおもらし、大丈夫だったぁ?」とバラしてしまいました。

息子本人も恥ずかしいと感じているため、あまり言いふらしてほしくないのに……。

やんわりと「そういう話はしないでほしい」と伝えたこともありましたが、「え? ただの世間話でしょ(笑)」ととぼけられてしまい、モヤモヤした気持ちだけが残りました。

そんなある日、Aさんの娘が公園で他の子と喧嘩になり、噛みついてしまうというトラブルが!
Aさんが、珍しくオロオロしている様子が印象的でした。
これまでAさんの娘はあまりトラブルを起こすことがなかったため、「まさかうちの子が」という感じだったのでしょうね。

噂話よりも子どもの笑顔が大切

Aさんは、私がその様子を遠くから目撃していたことに気付き、言い訳がましく近付いてきました。
私がAさんの娘の失敗を面白おかしく言いふらすのではないかと不安になっているようでした。

私は落ち着いた声で言いました。
「私はあなたのように言いふらしたりしないから心配しなくても大丈夫よ」
Aさんはハッとした表情で、気まずそうにしていました。

その言葉が効いたのか、それ以来Aさんの噂話はぱったりと止みました。
もしかしたら、自分の行いを顧みて反省したのかもしれません。あるいは、私に弱みを握られたと感じているのかもしれません。

いずれにせよ、噂話に花を咲かせるよりも、子どもたちの笑顔や成長をみんなで見守っていきたいものです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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