筆者の友人D子さんの娘は反抗期真っ只中。
会話にならない娘に頭を悩ませたD子さんですが、娘の一言で実は大事なことが見えていなかったことに気づきます。それは一体!?
画像: 母の「家のことも手伝って」に、娘が大爆発!「どうせ──」反抗期との関わり方で、母が反省したこと

反抗期真っ只中の中1の娘

中学生になると、親の言うことを聞かなくなり、いよいよ本格的な反抗期になった娘。

「宿題は?」
と聞いても

「ほっておいて」
と苛つかれ、

「学校どう?」
と聞いても

「別に」とそっけない態度。

毎日会話になりません。

悪化する関係→娘の一言

家族として一緒に生活しているのだから、最低限の礼儀はちゃんとしてと諭しても
「うるさいな、ほっておいて!」
と部屋にこもる始末。

「反抗期はホルモンの影響でイライラしがち」
と頭では理解できていても、こちらも感情を持った人間。

つい感情を爆発させて怒ってしまうことも。

「たまには家のことも手伝って」
と夕食時にいつものように言ったら
「どうせ、何もできないって思ってるんでしょ! ダメなやつだって!」
と悲しそうに叫び、部屋へこもってしまいました。

娘にもプライドがある

そのとき
「ちゃんとしなさい」
「これやりなさい」

と娘に対して「できていないこと」の指摘ばかりしていたと気づきました。

娘にもプライドがあります。
「何もできないと思っているんでしょ」
と言わせてしまったことを反省。

もっと娘のプライドを大事にしたアプローチをしようと考え直しました。

それからは
「手伝いなさい」
ではなく

「手伝ってくれるかな?」
「これやってくれると助かる」
と言い方を変えてみることに。

すると最初はいつものように憮然としていたものの次第に
「しょうがないな」
とこちらの言葉にも耳を傾けてくれるように。

反抗期は難しい時期。
この時期の子供は、自信のなさとプライドとの間で揺れ動いているもの。

温かく包み込むような対応がベストなのかもしれないと感じる出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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