今では家事や育児を一緒にやってくれる旦那さんも増えていますが、全員が全員そうではありません。筆者の友人A子も夫が全く手伝ってくれないと悩んでいたのですが、あることがきっかけで夫の改革に成功したそうです。いったい何があったのでしょうか?
画像: <女なら家事を全部するべき?>妊娠・仕事・家事の3重苦に「もう限界」→ 救世主がかけてくれた言葉

夫は全く家事をしない

私は結婚2年目。第一子を妊娠中で、仕事は体調と相談しながら続けています。今は夫と家事を分担する人も増えていると聞くのですが、我が家は家事全般を私がやっています。もともと家事が好きで、一緒に住み始めてからずっと私が一手に引き受けていました。しかしさすがに妊娠してからは夫にも手伝ってほしい時があるのでお願いしようと思うのですが、今さら手伝ってと言えず悩んでいたのです。

義弟嫁から突然の質問

連休で義実家に帰省した際、義弟家族も集まりみんなで夕食をとることになりました。義弟は早くに結婚して、すでに3人の子どもがいます。義弟嫁と妊娠や子育ての話をしていたのですが、突然「お義兄さんって家の事してくれますか?」と聞かれました。「全然してくれないよ。義弟くん色々やってくれるみたいで羨ましいな」と答えると、「やっぱり……」と話し出しました。

頼もしいアドバイス

「あの兄弟はビシッと言わないとだめですよ!」
義弟嫁によると、義弟も以前は全く家事も子育ても手伝ってくれなかったんだとか。こちらがお願いしても何もせず、疲弊する妻を見ても知らんぷりの義弟に、ついにブチ切れ。やってほしいことをいちからレクチャーして家事を教えたのだと話してくれました。

夫と義弟は義母から「家事は女のやる事、男はするな」と言われて育ったらしいのです。
「今どき通用するか! そもそも共働きなんだからやって当たり前!」と義弟嫁は義弟を叩き直し、今では家事も子育ても分担しているそう。「お義母さんの家庭のやり方と、私たちの家庭のやり方は別物です。しかも、お義姉さんは妊娠中で共働きでしょ? お義兄さんにも頼りましょう!」とアドバイスをもらい、それ以降は少しずつ夫にも家事をしてもらうようにしました。義弟嫁に背中を押されなかったら今ごろワンオペだったのではと思い、恐ろしくなります。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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